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2016/06/29 Wed *何のために / Stevie Wonder

20160629iwasmadetoloveher


何のために。
生きているか。
それは。
難しい様で。
簡単な事で。

だってさ。
生まれてきたのが。
そもそも。
誰かが誰かを。
愛した結果。

その結晶。
そうであるならば。
誰かを愛するため。
誰かに愛されるため。
そのために生まれてきて。

そのまま。
誰かを愛するため。
誰かに愛されるために。
生きている。
それだけだと思うのだ。

だってさ。
誰かを愛そうと思ったら。
それだけで。
大変じゃない。
他の事なんかできないでしょ。

そして。
誰かを愛せなかったら。
誰かに愛されないでしょ。
だから。
それ以外の答えなんて、無いと思うのだな。

『I Was Made To Love Her』'67年リリース。
スティヴィー・ワンダーの8枚目となるオリジナル・アルバム。
この時点で既にスターであったスティーヴィーですが。
このアルバムの録音、制作段階でまだ17歳だったのですよね。
まさに天才少年、恐るべき子供だったわけなのですが。
より高い次元のアーティストを目指していたスティーヴィーにとって。
当時のモータウンの扱い、その契約内容は決して満足のいくものではなかった様で。
モータウンはあくまでスティーヴィィーをシンガーとしてししか扱っていなくて。
ソングライターとしての契約はしておらず。従ってなかなか自らの楽曲を発表できないと。
スティーヴィーの才能に気付いていて。敢えてそれを飼い殺しにしようとしていたと。
しかし。アルバム・タイトルにもなった「I Was Made To Love Her」の大ヒット。
そして世間からの高い評価、称賛に遂に抗しきれなくなって契約内容を変更。
はれてこのアルバムからはスティーヴィーの意向が大きく反映される様になったと。
確かに「I Was Made To Love Me」の素晴らしさはずば抜けていて。
スティーヴィーの熱いヴォーカル、キャッチーなメロディー。相乗効果で登りつめていく。
「Up Tight」と並ぶ。もしくは凌駕するスティーヴィーの傑作だと思われます。
何せ、アレサ・フランクリンの「Respect」からR&Bチャートの首位を奪ったのですから。
そして。シンガーとしてのスティーヴィーの挑戦が見られるのもこのアルバムの特徴で。
リトル・リチャード、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、ボビー・ブランド。
そしてオーティス・レディングのカバーに果敢に挑んでいます。しかも真っ向勝負しながら。
単なるカバーに終わらせないで。スティーヴィー自らの歌へと昇華させています。
まぁ、その出来に関しては正直、バラつきがあるものの。その姿勢が素晴らしいかなと。
アルバム全体から溢れて、弾けている音楽を創造できる喜び、音楽への愛情。
そこに。スティーヴィーの原点、何のために音楽をやるのかの答えがある気がするのです。

何のために。
生きているか。
それは。
難しくも何ともなく。
単純な事で。

だってさ。
ここにいること自体。
それこそ。
誰かが誰かに。
愛された結果。

その結晶。
そいつは信じよう。
誰かを愛するため。
誰かに愛されるため。
そのために生まれてきたのだと。

そうしたら。
誰かを愛するため。
誰かに愛されるために。
生きているのだと。
それだけだと思えるはずだ。

だってさ。
誰かを愛そうと思ったら。
それだけで。
しゃかりきじゃない。
他の事なんか忘れちゃうでしょ。

そして。
誰かを愛せなかったら。
誰かに愛されないでしょ。
そこに。
他の答えが入り込む余地など、無いと思うのだな。

何のために。
幸せに背を向けて。
何のために。
独り行く・・・
それもありだとは思うけど。

愛する。
愛される。
それが。
必ず、しも。
幸せには直結しないとも思うけど。

なんか。
喜びとか。
楽しみとか。
嬉しいなとか。
それだけではなくて。

そう。
悲しみとか。
怒りとか。
寂しさとか。
その様なものも。

総て。
その根底には。
愛し、愛され。
そんなものが。
あるのではないかと。

喜怒哀楽。
人生いろいろ。
そいつを。
生きるには。
やはり愛が必要なのだと。

だから。
原点を思い出し。
何のためにと尋ねられたら。
愛のためにと答えたい。
それしかないと思いたいのだな。


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