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2016/07/08 Fri *続けよう / Johnny Winter

20160708johndawsonwinterthirdus


続けよう。

それだけだ。
兎に角。
何があっても。
何が起きても。
続けていこう。

この。
揺れが。
この。
乗りが。
心地良いと。

そう。
感じたのなら。
そいつを。
信じて。
そいつに賭けて。

とことん。
どこまでも。
揺れていこう。
乗っていこう。
それだけだ。

心地良いのだから。
躊躇も。
遠慮も。
そんなものは。
無用でいこう。

続けよう。

『John Dawson Winter Ⅲ』'74年リリース。
その正装した姿にも気合が感じられるジョニー・ウィンターのアルバム。
それもそのはずで。このアルバムが自らのブルー・スカイ・レーベルの第一弾で。
故に、アルバム・タイトルにも本名を冠して。勝負に出たアルバムだったのですよね。
その気合を感じたのか日本のレコード会社がつけた邦題が『俺は天才ギタリスト』・・・
どうもね。CBSソニーはどうしてもジョニーをハード・ロック・ギタリストとして。
その範疇で売り出したくてしかたなかったと。なので、アルバム・タイトルに限らずに。
収録曲の邦題にも。結構、凄いものがあるのですよね。ちょっと、なんなのかですよね。
さて。気合入りまくりのジョニー。ロックンロールからブルースから。
そしてキャッチーなナンバーもあればファンキーなナンバーもあって。弾きまくっていて。
もう。実になんとも。心地良く、ご機嫌だねとしか言い様の無いアルバムなのです。
ところが。何故か全米チャートでの成績はあまり振るわなかったとかで。
本当に不思議なのですが。音楽の質と商業的な成功は必ずしも結びつかないのでしょうね。
同時期に同じスタジオで録音していたジョン・レノンに贈られた「Rock And Roll People」から始まって。
そのジョンへのお礼とも言えそうなオリジナルのブルース「Sweet Papa John」で終わるまで。
兎に角。ジョニーのギターが唸りを上げて鳴り響く最高なアルバムなのですけどね。
その中でも特筆すべきは「Roll With Me」、この必殺のナンバーのカッコよさと言ったら。
盟友であるリック・デリンジャーらしいキャッチーなナンバーをバリバリと弾きたおしていて。
その揺れる感覚、乗っていく感覚。何とも極上のロックンロールなのですよね。これで乗れなかったら嘘でしょと。
そう、断言したくなるかな。否、断言してしまおう。ジョニーのベスト・プレイの一つであることは間違いないな。
100万ドルのブルース・ギタリストとして華々しく売り出されるも商業的には苦戦して。
ジョニー・ウィンター・アンドでブレイクするも。精神面や薬物の問題で活動休止。
そして復活と。不屈の闘志で続けた、弾き続けた、やり続けた。ジョニーの軌跡のひとつの頂点だと思います。

続けよう。

それだけだ。
兎に角。
何もなくても。
何も起きなくても。
続けていこう。

この。
揺れが。
この。
乗りが。
ご機嫌だと。

そう。
感じたのだから。
そいつを。
信じて。
そいつに思いを込めて。

とことん。
いけるところまで。
揺れていこう。
乗っていこう。
それだけだ。

ご機嫌なのだから。
躊躇も。
遠慮も。
そんなものは。
忘れてしまおう。

続けよう。

順風ばかりではなくても。
諦める。
必要はない。
逆風の時こそ。
乗っていこう。続けていこう。

月夜ばかりではなくても。
怖がる。
必要はない。
闇夜の中でこそ。
揺れていこう。続けていこう。

心地良くて。
ご機嫌で。
それ以外に。
何を求める。
何を望む。

心地良いなら。
そのままに。
ご機嫌なら。
そのままで。
続けていこう。

それだけだ。
兎に角。
何があっても。
何が起きても。
続けていこう。

それだけだ。
兎に角。
何もなくても。
何も起きなくても。
続けていこう。

揺れない。
その手はない。
乗らない。
その手もない。
続けよう。



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