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2016/07/15 Fri *踏んだり蹴ったり / Frankie Miller

20160715doubletroublejp


踏んだり蹴ったり。
結構な。
断崖の先端。
そこに立たされている。
否、自ら立っている。

傍目に。
どう映っているか。
そいつは。
わかりもしないし。
どうでもいいことだが。

表にしろ。
裏にしろ。
少し冷静に。
状況を考えれば。
おおよそ。そんなところかな。

どうにも。
危ない道を。
紙一重の。
微妙なバランスの上で。
歩いている。

実のところ。
穏やかで。
変わりなく。
見えていても。
内情はそんなところだったりする。

その上で。
それを承知で。
回避策とか。
安全策とか。
取る気にならないのだから。困ったものである。

『Double Trouble』'78年リリース。
山高帽がトレードマークのフランキー・ミラー。
ブリティッシュ三大ホワイト・ソウル・シンガーの一人とされるミラー。
更に言えば英国のオーティス・レディングとも称されたミラーの5thアルバム。
その熱い、ソウルフルな歌声。その実力は疑うまでもないミラー。
実に魅力的なヴォーカリストでありながら。なかなか大きな商業的成功には恵まれず。
ミラー本人以上に、レコード会社は気負うと言うか、焦りもあった模様で。
ロッド・スチュワートに続けと、ばかりに。同じ様な路線を歩ませようと試みるとか。
あの手この手で売り出しに掛かって。試行錯誤を繰り返していた様で。
このアルバムでは、あのジャック・ダグラスをプロデューサーに迎えています。
何でもエアロの『Draw The Line』の制作が終わるのを待ってまで依頼したとかで。
その縁もあってか。スティーヴン・タイラーがコーラスで参加していたりします。
要はロッド路線が駄目なら、次はアメリカン・ハードで米国市場を狙おうと。
この。次から次へと持ち込まれる試みをミラーがどう感じていたかはわかりませんが。
ソウルやブルースに傾倒していたミラーからすると。余計なお世話だったかなとも。
実際。このアルバム。そのアメリカン・ハードなサウンド。
そいつは必ずしもミラーの歌声との相性が良いとは思われず。狙った程の効果は・・・
しかも結果的に。このアルバムも大ヒットとはならなかったので。踏んだり蹴ったり・・・
それでも。その相性の悪さをものともしない歌声を聴かせてくれるのがミラーの底力。
マーヴィン・ゲイのカヴァー、「Stubborn Kind Of Fellow」など実に見事なものなのです。
だから。変に凝らなくて。ミラーの歌声を聴かせるだけに注力すればいいのだと。
そう思うのですが。それじゃ売れなかったのだから。致し方無かったのかな。
やがて。メジャー契約を失い。言わば断崖絶壁に立たされるミラーなのですが。
その時代の。余計な重圧から解放された歌声がまた素晴らしかったりするのですよね。
このアルバム・タイトル、その内容、その後の活動。複雑な気持ちになったりします。

踏んだり蹴ったり。
結構な。
絶壁の谷底。
そこを覗かされている。
否、自ら覗いている。

傍目に。
どう見えているか。
そいつは。
わかりもしないし。
関わりのないことだが。

公にしろ。
私にしろ。
少し冷静に。
情勢を計れば。
おおよそ。そんなところかな。

どうにも。
危ない淵で。
紙一重の。
微妙なバランスの上で。
立っている。

実のところ。
安らかで。
同じ様に。
見えていても。
内実はそんなところだったりする。

その上で。
重々承知で。
回避策とか。
安全策とか。
打つ気にならないのだから。困ったものである。

踏んだり蹴ったり。
にっちもさっちも。
どうにもならない。
それはそうなのだが。
それはそんなものだろうと。

大体が。
そうでない時が。
あるだろうかと。
あっただろうかと。
考えてみるのだが。

いつでも。
どこでも。
いまも。
断崖絶壁。
そんなものだよなと。

そんな。
紙一重の。
微妙なバランスの。
そんな立ち位置。
そんな歩き方。

それ以外の。
状況も。
知らないし。
情勢も。
覚えがないし。

踏んだり蹴ったり。
にっちもさっちも。
どうにもならない。
だから。どうした。
それが。どうした。

無理な回避策も。
及び腰の安全策も。
必要じゃない。
ただ己が道を歩むだけ。
それだけに注力すれば、それでいい。

踏んだり蹴ったり・・・望むところかな(笑)。



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