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2016/08/21 Sun *陽気にいこう / Toots & The Maytals

20160821funkykingston


陽気に。
いこう。
そんなに。
力まず。
肩肘張らず。

時には。
鼻歌でも。
口ずさみ。
足どりも。
軽やかに。

先は。
長くなる。
重くなる。
楽な。
道程ではない。

だから。
途中で。
尽きぬ様に。
果てぬ様に。
柔らかく、しなやかに。

そんな。
歩き方も。
闘い方も。
ありなのだ。
必要なのだ。

陽気に。
口に鼻歌。
腰にリズム。
足にステップ。
胸に闘志を。

『Funky Kingston』'79年リリース。
トゥーツ&メイタルズの日本独自となる編集アルバム。
オリジナルの『Funky Kingston』と『From The Roots』から7曲と5曲を収録。
同名、同ジャケットの米国での編集アルバムも存在する様ですが。勿論、別物です。
年代的には'70年と'73年の録音が混在していると言うことになるのだと思います。
さて、ジャマイカの、レゲエの伝説とも言われるトゥーツ&メイタルズ。
フレデリック・トゥーツ・ ヒバートを中心に結成されたのが'62年のことだったとか。
3人組のコーラス・グループで。ロック・ステディからレゲエと移り変わる中で。
常にジャマイカのシーンの中心にいて。何しろレゲエと言う呼び名、名称。
それを一般的にしたのは「Do The Reggay」なるトゥーツ&メイタルズのナンバーだとか。
それほどに。ボブ・マーレーとはまた異なる道を歩んできた伝説の存在なのですね。
スペシャルズや、そしてイジー・ストラドリンがそのナンバーをカヴァーしていて。
国境を越えて。そして世代を超えて。愛され、尊敬されていることがわかります。
ジャマイカのオーティス・レディングとも呼ばれるトゥーツの歌声の魅力。
そもそもレゲエはソウルの影響を抜きには語れないのですが。トゥーツも多分に漏れずで。
明らかにオーティスの歌声の影響下にあるものの。それを更に野生化させた感じがあって。
オーティスを太く荒々しく、そしてユーモラスにした様な歌声。独特の存在感なのです。
野太く吠え、笑い飛ばしながらも。ただふざけて終わりではなくて。
その中に、皮肉を忍ばせて。権力に対する批判を、抵抗を忘れることなく示してみせる。
そう。それもまた闘いの、抵抗の、そして救済のあり方なのだと。
「Funky Kingston」「Redemption Song」、あくまでも陽気な歌声。陽気なリズム。
しかし。そのしなやかさは強靭さに裏打ちされていて。どんな力にも折れることも、屈することもないのです。

陽気に。
いこう。
そんなに。
凹まず。
悲観的にならず。

偶には。
笑顔で。
歌いながら。
弾む様に。
踊りながら。

先は。
長いから。
重いから。
楽には。
歩めないから。

だから。
途中で。
諦めぬ様に。
投げ出さぬ様に。
柔らかく、しなやかに。

そんな。
歩き方が。
闘い方が。
求められるのだ。
必要とされるのだ。

陽気に。
笑顔に歌声。
腰にビート。
足にダンス。
胸に矜持を。

陽気に。
いこう。
先は。
長い。
重い。

力み過ぎても。
肩肘張り続けても。
ろくな事には。
なりはしない。
気楽にいこう。

凹んでばかりでは。
悲観的に過ぎても。
何一つとして。
変わりはしない。
気楽にいこう。

途中では。
尽きられぬ。
果てられぬ。
諦めてはならぬ。
投げ出してはならぬ。

柔らかく。
しなやかに。
どんな力にも。
折れず。屈せず。
そんな強靭さを持つ為に。

陽気に。
口に鼻歌。
腰にリズム。
足にステップ。
胸に闘志を。

陽気に。
笑顔に歌声。
腰にビート。
足にダンス。
胸に矜持を。

陽気に。
いこう。
そんなに。
頑なにならず。
意固地にならず。

陽気に。
いこう。
笑顔に。
歌声に。
毒を忍ばせて。



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