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2016/11/05 Sat *爆発寸前 / Canned Heat

20161105liveattopangacorral


暴発寸前。
温められて。
加熱されて。
乗せられて。
熱くなって。

寒い冬。
そんな夜でも。
温かくなれる。
乗れる。
熱くなれる。

それだけで。
冬の寒さなど。
凍える寂しさなど。
ものでもない。
どうってことはない。

そんな場所がある。
そんな時間がある。
そんな仲間がいる。
それがいい。
それが幸せ。

ただただ。
それに魅せられて。
ただただ。
そいつに惹かれて。
爆発寸前。

同じ。
空間。
一つの。
ハコの中。
集まって。熱くなって。

『Live At Topanga Corral』'70年リリース。
キャンド・ヒートの初めてのライヴ・アルバム・・・なのですが。
リリースに至るには少々複雑な経緯があった様で。
ライヴ・アルバムのリリースを主張するキャンド・ヒートに対して。
理由は不明ですがレコード会社側が難色を示したとかで。
納得できなかったキャンド・ヒートが以前に小さなクラヴで録音していたテープ。
それをデビュー前の秘蔵音源だとか何とか偽って他の会社に持ち込んで。
独自に海賊盤としてリリースすると言う強硬手段に出たのだとか。
そこまでして拘ったライヴです。悪いはずもありません。
ボブ・ヘイト、アル・ウィルソンを擁するオリジナル・メンバーで。
ハリウッドの小さなクラヴでの熱い、熱いまさに爆発寸前のライヴが堪能できます。
(今では無事に?正規のアルバムとしてカウントされているそうです)
選曲は1曲を除いてはブルースのカヴァーで。ゴリゴリと押しまくっています。
ブルース・マニア、コレクターとしても著名だったボブとアルですので。
独自の、そしてマニアックな解釈やアレンジ、ギター・ソロが実にいい味を出しています。
ブルースに対する純粋で真摯な思いを一丸となって奏でるキャンド・ヒート。
時に弾ける様に、時に沈み込む様に。熱い、熱いブルースが迸っています。
決して派手でもなく、超絶な技巧があるでもなく。されどこの熱さ。
それだけでキャンド・ヒートの存在価値は十二分にあるのだと思わされるアルバムです。
ライヴならではで。各曲とも比較的長尺で。ギターやブルース・ハープのアドリブも十分に。
スタジオ録音以上にヘヴィーなキャンド・ヒートのブルースが堪能できるのです。

暴発寸前。
温まろう。
加熱しよう。
乗ろう。
熱くなろう。

寒い冬。
そんな夜ほど。
温かくなれる。
乗れる。
熱くなれる。

それだけで。
冬の寂しさも。
凍える寒さも。
もってこい。
かえって望ましい。

そんな場所を知っている。
そんな時間を過ごせる。
そんな仲間と共にあれる。
それがいい。
それが幸せ。

たかだか。
それに魅せられて。
たかだか。
そいつに惹かれて。
爆発寸前。

同じ。
空気。
一つの。
ハコの中。
集まって。熱くなって。

寒いから。
凍えるから。
寂しいから。
温まろう。
熱くなろう。

寒いから。
凍えるから。
寂しいから。
温まれる。
熱くなれる。

集まって。
その空気。
そのざわめき。
その匂い。
そいつが堪らない。

奏でられ。
反響して。
共鳴して。
共感して。
そいつが堪らない。

段々と。
徐々に。
徐々に。
加速していく。
加熱していく。

一つの。
ハコの中。
思いが。
願いが。
集まって。

温めあって。
加熱しあって。
乗せあって。
熱くなって。
爆発寸前。



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