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2016/11/14 Mon *問答 / B.B. King

20161114lucilletalksback


問答。

問いかける。
あなたは。
何を望んでいる。
何を欲している。
答えてくれないか。

問いかける。
あなたは。
何を見ている。
何を聞いている。
答えてくれないか。

問いかける。
あなたは。
何を考えている。
何を語ろうとしている。
答えてくれないか。

問いかける。
あなたは。
何に触れている。
何を感じている。
答えてくれないか。

問いかける。
あなたは。
何を思っている。
あなたは。
誰なのだ。

問答。

『Lucille Talks Back』'75年リリース。
B.B.キングがソウルに接近していた時代のアルバム。
当時のソウルでは定番に近かったワウワウ・ペダルを駆使して。
アルバム・タイトル通りに愛機ルシールに語らせるB.B.です。
全体的に地味な印象があるのか。あまり話題にならないアルバムではありますが。
ファンキーなビートに乗って。ルシールと新たな会話を繰り広げるB.B.の姿。
ワウワウによって饒舌になった(?)ルシールと問答している様なナンバーもあり。
なかなかに興味深く、楽しめるアルバムとなっています。
聴いていると。B.B.のルシールに対する愛情のほどが伝わってくると言うか。
如何に気持ちよく、心地よくルシールを鳴らすか、語らせるか。
そのことに注力し、ありったけの愛を注いでいる様が見えてくる気がします。
この時代ならではのうなるベースと、重量感に溢れたホーン・セクション。
そんなサウンドに支えられて。心ゆくまでルシールとの会話、問答を楽しむと。
それが独りよがりになっていないところに。B.B.ならではの余裕と技量を感じます。
二人(?)の会話、問答が興味深くて。ついつい聴き入ってしまうのですよね。
まぁ、確かにスクィーズなB.B.のギターを期待するなら的外れなのでしょうが。
この時代ならではの、円やかな感じさえするギターもまた乙だと思うのです。
リラックスしながらも。多重録音も効果的に生かして存分にルシールの魅力を引き出して。
豪快なファンク・ナンバーまで披露しているのですからね。
ここまで息が合う、手が合う、阿吽の呼吸、信頼感の存在と。やっぱり。そうだなぁ。
B.B.とルシールは夫唱婦随の関係だったのだなと感じざるを得ないのですね。

問答。

問いかける。
おまえは。
何を望んでいる。
何を欲している。
答えてくれないか。

問いかける。
おまえは。
何を見ている。
何を聞いている。
答えてくれないか。

問いかける。
おまえは。
何を考えている。
何を語ろうとしている。
答えてくれないか。

問いかける。
おまえは。
何に触れている。
何を感じている。
答えてくれないか。

問いかける。
おまえは。
何を思っている。
おまえは。
誰なのだ。

問答。

合せ鏡。
ブーメラン。
総ての。
問いかけは。
自分に返ってくる。

写るもの。
戻ってくるもの。
総ての。
答えは。
自分で出すしかない。

鏡の中。
写る姿。
問いかける。
答えを求める。
誰に対して。

何を望んでいる。
何を欲している。
それは。
その答えは。
どこにある。

何を見ている。
何を聞いている。
それは。
その答えは。
どこにいった。

何を考えている。
何を語ろうとしている。
それは。
その答えは。
どこにある。

何に触れている。
何を感じている。
それは。
その答えは。
どこにいった。

何を思っている。
おまえは。
誰なのだ。
その答えは。
どこにある。

問答。

嚙み合っている様で。
噛み合っていない様で。
阿吽の呼吸が。
ある様で。ない様で。
それを楽しんでもいる。



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