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2016/12/27 Tue *覚醒のビート / J. Geils Band

20161227themorningafterjp


あぁ。
今朝も。
眠くて。
気だるくて。
起きたくない。

そう。
別に。
今朝に限らずで。
特別でもないけれど。
寝床から出たくない。

二日酔いでも。
遊び過ぎでも。
ないけれど。
兎に角。
朝は好きになれない。

出来ることなら。
いつまでも。
このままで。
うだうだと。
一日をやり過ごしたい。

そうも。
いかないのは。
百も承知。
でも。
少しばかり抵抗していたい。

せめて。
頭が。
体が。
心が。
ご機嫌なビートを奏でるまでは。

『The Morning After』'71年リリース。
アルバム・タイトル通りに二日酔いの?メンバーを捉えた。
モノクロームのジャケットもご機嫌なJ.ガイルズ・バンドの2ndアルバム。
デトロイト出身のクールでホットな野郎たち、それがJ.ガイルズ・バンドで。
なんと言っても。あのウッド・ストックのオファーを断って。
その理由が泥んこでスーツを汚したくないとのことだったとかとの説もあって。
そんな伊達で粋な連中がブチかます、最高にご機嫌なロックンロール。
その最初の頂点がこのアルバムには捉えられていて。全米でも注目の的となり。
日本ではこのアルバムでデビューを飾ることになったのでした。
ご存知の様にJ.ガイルズ・バンドと称しながら。当の本人は主役ではなくて。
目玉は、巻き舌もご機嫌な熱くソウルフルな歌声を聴かせるピーター・ウルフと。
白人最高峰のブルース・ハープを力強く華麗に聴かせるマジック・ディックで。
この2人の絡み合う様、そのラフで、タフで、スリリングなところが堪りません。
特に米国では小型のローリング・ストーンズと称されることも多かったみたいですが。
決してストーンズの模倣ではないし、そのエンジンは小型なんてものではないのです。
縦横無尽に飛び回るウルフとディック。それをがっちりと支えるガイルズ他のメンバー。
一丸となって跳びはね、突き進むそのカッコ良さ。痺れない訳がないのです。
A面頭からの「I Don't Need You No More」「Whammer Jammer」の連発。
もう、そこで。そのご機嫌なビートが聴こえてきた瞬間に勝負ありってところかな。
バラードでも、ブルージーなナンバーでもビシッと決めてみせるJ.ガイルズ・バンド。
J.ガイルズもなかなか渋いスライド・ギターを聴かせてくれたりもします。
そう。キーボードのセス・ジャストマンが出しゃばらない限り大丈夫なのです(苦笑)。
二日酔いでも、何でも。気だるい朝に覚醒するには最適なアルバムでもあるのです。

あぁ。
今日も。
眠気が。
気だるさが。
抜けきらない。

いや。
別に。
今日に限らずで。
いつも通りではあるけれど。
どうにもエンジンがかからない。

二日酔いとか。
遊びすぎとか。
否定はしないけれど。
兎に角。
労働とやらは好きになれない。

叶うことなら。
いつまでも。
このままで。
ぐだぐだと。
一日を見送ってしまいたい。

そうも。
いかないのは。
わっかちゃいるけど。
でも。
少しばかり反抗していたい。

せめて。
頭が。
体が。
心が。
ご機嫌なビートに応じるまでは。

気だるい朝。
気だるい一日。
いつまでも。
眠っていたい。
目覚めたくない。

気だるい朝。
気だるい一日。
そのままに。
澱んでいたい。
沈んでいたい。

気だるい朝。
気だるい一日。
いつまでも。
このままで。
やり過ごしたい。見送りたい。

そいつは。
無理な頼みだと。
叶わぬ願いだと。
指先が。爪先が。
反応し始める。

余計なことを。
しなくてもと。
そう思っても。
頭が。体が。
蠢き始める。

やれやれと。
どうしてもと。
ため息をついてみても。
心までもが。
奏で始める。

気だるい朝。
気だるい一日。
それすれも。
覚醒させる。
ご機嫌なビートが鳴り響く。

まったく。
余計なことをと。
思いながら。
そいつには。
覚醒のビートには逆らえないのだ。



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