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2017/01/04 Wed *電圧上げて、電流流して / AC/DC

20170104highvoltageausorg


何事も。
初めが。
肝心かなめ。
そいつで。
決まってしまう。

やるのか。
やらないのか。
貫くのか。
貫かないのか。
どっちなのだと。

躊躇っている。
僅かの間に。
機を逃す。
後の祭り。
そんなもの。

ならば。
無理矢理にでも。
電圧を上げて。
強力な。
電流を流して。

走りだしてしまおう。
飛びだしてしまおう。
結果とやらには。
意味とやらにも。
後から追ってきてもらおう。

ラフでいい。
タフでさえあれば。
そいつだけを。
掌の中に。
握りしめて。さぁ、いこう。

『High Voltage』'75年リリース。
地元オーストラリアのみでリリースされたAC/DCの1stアルバム。
前年にシングル盤をリリースしてデビューするも鳴かず飛ばずで。
ツアーの移動に利用するバンの運転手だったボン・スコットが新たなヴォーカリストに。
アンガス、マルコムのヤング兄弟にボンを中心として僅か三日間で録音されました。
(リズム隊は未だ流動的で。プロデューサーのジョージ・ヤングがベースを弾いています)
このアルバムに収められたナンバーは2曲が全世界での1stアルバムに収録されて。
4曲は『'74 Jailbreak』に収録されて。2曲のみが未だにこのアルバムのみで聴けるのかな。
未だ海のものとも、山のものとも判別のつかない時代のAC/DCです。
ブルース・ロックやグラム・ロックからの影響も色濃く残っているかなと思われて。
それがアンガスとアルコムのギター・ソロが絡むところや、ボンの妙にねちっこい歌声とか。
特に、アンガスとマルコムの役割が明確になっていないところは新鮮に感じられるかな。
ボンの歌声はキュートでもあって。セーラー服でステージに立っていたのもわかるかなと。
ただ。既にリズムが強調されたグイグイと乗せていくスタイルの萌芽は窺えて。
強烈で強靭なビートを武器に押しまくり、只管に突き進むバンドであることの宣言。
そいつは十分に成されているかなと。あのご機嫌なハード・ブギーが鳴り始めているのです。
「Baby Please Don't Go」のカヴァーの尋常ならざる疾走感なんてなんとも堪らないかな。
他にもAC/DCならではのハード・ロックの原型を思わせるナンバーが心地よいなと。
恐らくは。漠然としたビジョンはあっても。明確な勝算は無かったのではないかと。
そう思われるのですが。それでも勝負に打って出て。アンガス、マルコム、ボンに賭けたと。
その機に賭けた力、思いの強さ。その潔さが聴く者にも電流の様に伝わってくるのですね。
このチープで、ダーディなジャケットも。後のAC/DCのイメージを決定づけたかな。

何事も。
最初が。
肝心かなめ。
そいつが。
総てと言ってよい。

いくのか。
いかないのか。
突っ張るのか。
突っ張らないのか。
どっちなのだと。

逡巡している。
僅かの隙に。
機は逃げる。
先に立たず。
そんなもの。

ならば。
無茶を覚悟で。
電圧を上げて。
強力な。
電流に痺れて。

駆けだしてしまおう。
跳びはねてしまおう。
結論とやらには。
意義とやらにも。
後から追ってきてもらおう。

ラフでいい。
タフでさえあれば。
そいつだけを。
胸の奥に。
抱いて。さぁ、いこう。

そう。
結果が同じだと。
結論が同じだと。
言うのであれば。
尚更に。

駄目で元々。
上手くいけば儲けもの。
ならば。
やってしまえばいい。
やらない理由などない。

そう。
意味が無いと。
意義も無いと。
言われるのであれば。
尚更に。

考えなどいらない。
当たればもうけもの。
ならば。
挑んでしまえばいい。
挑まない理由などない。

そう。
女神には。
後ろ髪は無いのだ。
だから。
尚更に。

先手を打つのだ。
機先を制するのだ。
初めの一歩を。
踏み出してしまえばいい。
踏み出さない理由などない。

海のものとも。
山のものとも。
わからない。
ビジョンはあっても。
勝算などありはしない。

それでも。
僅かな希望があるのなら。
電上げて。
電流を流して。
さぁ、ラフに、そしてタフに、いってみよう!



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