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2017/01/05 Thu *時間ですよ / Betty Everett

20170105therellcomeatime


時間ですよ。

うん。
そうか。
もう。
そんな時間か。
そうですか。

いや。
その。
別に。
嫌だとか。
断るとかはしないけど。

だから。
もう少し。
惰眠を。
貪っていたいかな。
許してくれないかな。

時間だと。
その時が来たのだと。
そいつは。
十分に。
承知してはいるのだが。

その。
なんだ。
心の準備もいるし。
体も温めないといけないし。
猶予を与えてくれないか。

時間ですよ。

『There'll Come A Time』'69年リリース。
シカゴ・ソウルのフィメール・シンガー、ベティ・エベレット。
そのベティの代表作となった5thアルバム。
時計を示して。時間ですよと微笑む?ベティの笑顔に先ずはやられるかな。
実はミッシシッピー出身のベティ。どういう縁なのかシカゴにやってきて。
どうやらウィリー・ディクソンとかマジック・サムとの親交があったらしく。
そのキャリアをブルース・シンガーとしてスタートさせています。
尤も。ベティ自身はどうやらブルースに強い思い入れは無かったみたいで。
'60年代の初めにはR&Bシンガーへと転身。その流れでソウル・シンガーにと。
ダイナミックなシカゴ・サウンドをバックにグイグイと迫ってくるナンバーでも。
スローの囁きかける様なバラードでも。ベティのキュートな歌声が実に魅力的で。
こんな歌声で子守歌でも歌われた日には気持ちよく夢の中へ入っていけるかなと。
またこの歌声で起こされるのなら、目覚めも悪くはないかなとか思ってしまいます。
多分にモータウンを意識していると思わされる曲調やアレンジもあるのですが。
単なる二番煎じには終わっていないのはやはりシカゴ・サウンドの迫力。
そしてベティのキュートでありながらも、力感漲る歌声によるところが大きいかな。
ストリングスが大胆と言うか、仰々しく鳴り響くナンバーもあるのですが。
決して安っぽくならない、ポップスに流れ過ぎないところがいいのですよね。
カーティス・メイフィールドのナンバー、「Hold On」を歌っていますし。
没になったナンバーにはアレンジをダニー・ハサウェイが担当したものもあったとか。
その歌声の魅力を最大限に生かす、引き出す才能にも恵まれて。
ベティにしてみれば、まさに時間ですよ・・・時は来た、のアルバムだったのでしょうね。

時間ですよ。

うん。
そうだね。
もう。
そんな時間だね。
そうなのだね。

いや。
その。
別に。
嘘だとか言わないし。
とぼける気もないけれど。

だけど。
もう少し。
このまま。
うとうとしていたいかな。
見逃してくれないかな。

時間だと。
その時が来たのだと。
そいつは。
十二分に。
理解してはいるのだが。

その。
あれだ。
心の準備ってものがあるし。
体中に血も巡らさないといけないし。
お情けを頂戴できないか。

時間ですよ。

そう。
確かに。
その。
時間だよ。
時が来たのだよ。

長い様で。
短かった。
あっという間の。
休暇は。
終わったのだよ。

また。
日常とやらに。
戻って。
労働とやらを。
始めなければいけない。
そうなのだけど。
まだ。
もう少しだけ。
うとうとと。
していたいのだよ。

承知しているけど。
そう。
もう少しだけ。
惰眠の続きを。
夢の続きを見ていたいのだよ。

理解しているけど。
その。
たまには。
冬眠させてくれても。
許してくれてもいいのだよ。

駄目かぁ。
駄目だよね。
そうですか。
仕方が無いな。
始動しますかね。

時間ですよ、か(苦笑)。



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