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2017/01/12 Thu *この街、この夜 / Dr. Feelgood

20170112liveinlondon


この街。
今夜も。
この店。
この空気。
この匂い。

いかした。
いかれた。
奴等が。
集まって。
溢れ出し。弾ける。

いつかの夜も。
この夜も。
ご機嫌な。
時間が。
幕を開ける。

このギター。
このビート。
この歌声。
そいつが。
身も心も痺れさせる。

今夜は今夜。
この夜はこの夜。
そいつが。
また。
訪れて。重なって。

蘇る。
生まれる。
そいつが。
また。
繋がって。繋がり合って。

『Live In London』'90年リリース。
ドクター・フィールグッドの通算16枚目(?)にあたるアルバム。
ライヴ・アルバムとしては通算4枚目になるのかな。
当時のドクター・フィールグッドは結構な逆境に置かれていて。
所属していたスティッフ・レコードは倒産。ギタリストも脱退してと。
前途が危ぶまれる状況で。その存在も、ややも、すると忘れられがちになっていてと。
しかし。そこは不屈の男、リー・ブリロー。そのまま消えはしなかったと。
自らレコード会社を立ち上げて。新しいギタリストを探し出してと。
そうして再びツアーに乗り出して。このアルバムを録音してリリースに漕ぎつけたと。
このアルバム、肝は何と言っても五代目ギタリスト、スティーヴ・ウォルウインの存在で。
そのプレイが実に何とも。派手さは無いものの。確かなテクニックに裏打ちされた熱さ。
そいつがブリローを刺激して、過去のナンバーをも蘇らせているところにあって。
ブリローが実に生き生きと歌い、そしてブルース・ハープを吹いているのです。
実のところ、少し精彩を欠きつつあったブリローはここで完全に蘇生したのですね。
このラインアップで来日もしていて。クラヴ・チッタで体験しましたが。
(競演がウィルコ・ジョンソン・バンドだったのですよね。共演はありませんでしたが・・・)
その熱く、そして全力投球だった。R&Bやブルースの匂いが濃厚に漂ったご機嫌な一夜。
その模様と重なるものもあって。実に何とも堪らないものがあるアルバムなのです。
いい意味で開き直って。もう一度、ドクター・フィールグッドとは何かを認識したブリロー。
そう。ウィルコはいなくても。R&Bやブルースに忠誠を誓った己さえ揺るがなければ。
いつでも。いつの夜でも。ドクター・フィールグッド足りえるライヴをやれるのだと。
今夜も。いつかの夜も。この街も。そしてどの街も。熱く痺れさせてやるぜと。
そんなブリローの自信と覚悟が感じ取れる、そんなライヴ・アルバムでもあるのです。

この街。
今夜も。
この店。
この空気。
この匂い。

いかした。
いかれた。
奴等が。
集まって。
溢れ出し。弾ける。

いつかの夜も。
この夜も。
ご機嫌な。
時間が。
幕を開ける。

このギター。
このビート。
この歌声。
そいつが。
身も心も痺れさせる。

今夜は今夜。
この夜はこの夜。
そいつが。
また。
訪れて。重なって。

蘇る。
生まれる。
そいつが。
また。
繋がって。繋がり合って。

この街。
今夜も。
あの夜も。
そして。
いつかの夜も。

熱く。
ご機嫌な。
ギターが。
ビートが。
歌声が。

真っ当な。
ロックンロールが。
真っ当な。
ブルースが。
弾けている。溢れている。

それが。
いい。
それが。
堪らない。
ご機嫌で。

それで。
いい。
それが。
総てで。
構わない。

他に。
何がいる。
他には。
何もいらない。
そう感じさせてくれる。

この街。
今夜も。
あの夜も。
そして。
いつかの夜も。きっとね。



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