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2017/01/25 Wed *愉悦 / Emmylou Harris

20170125luxuryliner


愉悦。

その。
文字を。
目にするだけで。
それだけで。
心が浮き立つ。

その。
名前を。
目にする。
それだけで。
顔が綻ぶ。

特別な。
文字でも。
言葉でも。
ない。
ただの挨拶。

特別な。
意味も。
意図も。
ない。
ただのやりとり。

でも。
それが。
実のところ。
特別な。
ものだったりするのさ。

愉悦。

『Luxury Liner』'77年リリース。
エミルー・ハリスの4枚目となるアルバム。
このジャケット。この瞳、この表情。もう、それだけでいいかなと。
実のところ。そいつに一目惚れしてジャケ買いをしたアルバムだったりします。
きっとね。そんな奴等は自分以外にもいっぱいいると思うのですけどね。
グラム・パーソンズのパートナーとして世に出たエミルー。
グラムの死のショックを乗り越えて。ソロとして活動を始めて。
ヒット曲もでて。軌道に乗って。少し余裕も出てきたのがこの頃だったのかな。
このアルバムには新たにアルバート・リーが参加して。流麗なギターを聴かせています。
そんなアルバートを始めとする腕達者なメンバー達に囲まれて、支えられて。
エミルーの歌にもいい意味での余裕、貫禄が感じられて。それがとても自然なのですね。
どうにも。カントリーの女性シンガーと言うと、古き良きアメリカのイメージ。
そいつから逃れられなくて。妙に男勝りになるか、その逆で妙に媚びを売るか。
どちらにしても。不自然な感じがして馴染めないのですが。エミルーにはそれが無くて。
自然にそこに佇んでいる。気づいたらそこにいる。そして自然と人を惹きつけてしまう。
そんな存在感を感じるのですよね。そこにグラムと共通する匂いがあるのかなと。
そんなエミルーのクリスタルを思わせる伸びやかな歌声の素晴らしさ。
特にグラムのナンバー「Luxury Liner」と「She」では一層輝いているかなと思われます。
本当に特別な存在だったのであろうなと。しみじみとしてしまいます。
そうだなぁ。このジャケット。そしてこの歌声。このアルバムに針を落としていると。
まさにアルバム・タイトルの様に、豪華客船に乗っているかの如く愉悦を感じられるのです。

愉悦。

その。
表情を。
思い出すだけで。
それだけで。
心が浮き立つ。

あの。
笑顔が。
瞼に浮かぶ。
それだけで。
顔が綻ぶ。

特別な。
時間でも。
一日でも。
ない。
ただの一日。

特別な。
意味も。
意図も。
ない。
ただの空想。

でも。
それが。
実のところ。
大切な。
ものだったりするのさ。

愉悦。

短い。
文字の。
言葉の。
いつもの。
やりとり。

特別な。
意味も。
意図も。
もたない。
やりとり。

特別な。
時間でも。
一日でも。
何でもない。
ただの一日。

でも。
その。
文字が。
言葉が。
やりとりが。

思い起こさせる。
思い出させる。
あの瞳。
あの表情。
あの笑顔。

声までも。
匂いまでも。
空気までも。
そこにあるかの様に。
蘇る。

愉悦。

その文字。
その言葉。
そして。
その名前。
そいつが愛おしい。



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