« 2017/02/03 Fri *陰に / Cornell Dupree | トップページ | 2017/02/05 Sun *結界 / Solomon Burke »

2017/02/04 Sat *上を目指すだけ / Otis Clay

20170204theonlywayisupuk


ここまできたら。
後は。
もう。
ひたすらに。
上を目指すだけ。

そう。
もう。
下りようもなく。
どうしたって。
上がるしかないのだから。

もう。
この道を。
目の前の道を。
進むだけ。
歩むだけ。

覚悟を決めて。
場合によっては。
その印に。
ポーズでも決めて。
思いも新たに。

何処か。
例えば。
海の彼方でも。
どこでも。
待っているであろう。

誰かの為にでも。
上がるだけ。
上がり続けるだけ。
上を目指して。
どこまでも。

『The Only Way Is Up』'85年リリース。
日本のソウル・ファン、その心の故郷、オーティス・クレイ。
3回目の来日を記念して日本独自に編集された同名アルバム。
その英国盤となるアルバムで。日本より3年遅れでリリースされました。
港に佇みポーズを決めるクレイ。ソウル・・・演歌が聴こえてきそうな画ですが。
この写真、実は横浜港で撮影されたものだとかで。汽笛が聴こえてきそうでもあります。
O.V.ライトの代打として来日して。魂の熱唱で日本のソウル・ファンを虜にして。
以来、日本では高い人気を誇り、来日も重ねたクレイですが。
なかなか本国である米国ではアルバムをリリースするには至らなかったのですね。
クレイと言えばハイではあるのですが。そのハイとの契約も切れていた期間。
'75年~'80年の間に複数のインディ・レーベルからリリースされた数枚のシングル。
それらの埋もれてしまったナンバーを発掘して編集したのがこのアルバムだったのです。
黄金のハイ・サウンド、特にリズム隊との録音でないことで。
サウンド的には物足りなかったりもするのですが。クレイの熱い歌声は些かも変わらずに。
熱く、そして深く。聴く者の胸を揺さぶり、震わせるのです。
クレイの歌声は絶頂期、黄金期にあるのですよね。何故これが米国では売れなかったのか。
クレイも危機感を抱いていたのか。軽快なジャンプ・ナンバー「The Only Way Is Up」では。
その歌声に、後は上がるしかないのだと。上を目指すだけなのだと。
そんなクレイの決意も聴きとれる気がするのですよね。それがまた堪らないかな。
スロー・バラードの、グッと思いを込めて迫ってくる感じも素晴らしいものがあります。
あの初来日公演で収録された2枚組のライヴ・アルバムと共に。
こんな魅力的な編集アルバムが存在すること。クレイが如何に日本で愛され、日本を愛していたかの証かなと。

ここまできても。
未だ。
そう。
ひたすらに。
上を目指すだけ。

そう。
とうに。
下る選択などなく。
兎にも角にも。
上がるしかなかったのだから。

これからも。
この道を。
目の前の道を。
進み続けるだけ。
歩み続けるだけ。

覚悟を確かめる。
場合によっては。
その証に。
ポーズでも決めて。
思いを新たに。

何処か。
例えば。
海の果てでも。
どこでも。
待っているかもしれない。

誰かの為にでも。
上がるだけ。
上がり続けるだけ。
上を目指し続けて。
いつまでも。

そう。
とうの昔から。
もしかしたら。
端から。
下りようなどなくて。

もう。
とうの昔から。
もしかしたら。
端から。
上がるしかなくて。

他に。
選択肢などなくて。
どうしたって。
兎にも角にも。
上を目指すしかなくて。

だから。
この道を。
目の前の道を。
進んできた。
歩んできた。

そうだと。
それしかないと。
思いを新たに。
その証を胸に。
ポーズを決めたら。

何処か。
海の向こうでも。
海の果てでも。
待っていてくれるなら。
どこまでも。いつまでも。

何よりも。
そんな。
自分になる為に。
上がるしかない。
そう。上を目指すだけ。



web拍手 by FC2

|

« 2017/02/03 Fri *陰に / Cornell Dupree | トップページ | 2017/02/05 Sun *結界 / Solomon Burke »

004 Soul,Funk,Jazz」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188094/64860954

この記事へのトラックバック一覧です: 2017/02/04 Sat *上を目指すだけ / Otis Clay:

« 2017/02/03 Fri *陰に / Cornell Dupree | トップページ | 2017/02/05 Sun *結界 / Solomon Burke »