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2017/02/09 Thu *未知のお宝 / Muddy Waters

20170209rareandunissued


探せ。
掘り出せ。
未だ見ぬ。
才能を。
人材を。

足りない。
間に合わない。
あっちも。
こっちも。
何とか、やりくり。

そいつにも。
限度はある。
やがて。
干上がる。
底をつく。

その前に。
手を尽くし。
足を尽くし。
何が何でも。
見つけるのだ。

未だ。
何処かに。
見えていない。
気づいていない。
そんな宝が眠っている。

そう信じて。
四方八方。
網を張り巡らせて。
獲るのだ。
釣り上げるのだ。

『Rare And Unissued』'83年リリース。
マディ・ウォーターズのチェス音源の編集アルバム。
同年にマディが亡くなっているので。追悼盤的な意味合いもあったのかな。
年代的には'47年~'60年までと幅広い年代の録音から選ばれていて。
全14曲の殆どがこのアルバムのリリース時では未発表だった曲、テイクで。
理由はわかりませんが。一部の曲が英国でのみリリースされたことがあったものだと。
まぁ、録音された当時は理由がどうであれ没になったものなので。
これがマディの最上の姿かと問われれば、そうだとは答えかねるのですが。
黄金のシカゴ・ブルース、黄金のチェス。その大看板だったマディのブルースです。
決して無視して、見過ごして、見逃していいと言うものでないのも確かだと思われます。
デルタの残り香が濃厚な初期から、シカゴ・バンド・ブルースが円熟した後期まで。
キャリアを経ることによってマディのブルースにも変化があったことも俯瞰できます。
メンバーもウィリー・ディクソン、オーティス・スパン、ジミー・ロジャースに。
リトル・ウォルター、ジュニア・ウェルズ、ジェイムス・コットンときて。
ロバート・ジュニア・ロックウッド、サニーランド・スリムやフレッド・ビロウの名前も。
更には、あのギター・ウィザードことタンパ・レッドが参加している曲もあります。
それぞれが一枚看板を張れる。それがマディの下に集い、そして独立していくと。
そんな歴史の生々しい息吹を感じることもできるアルバムなのですね。
例えば、ハーモニカはウォルターからウェルズへ、そしてコットンへと。
常に新しい才能、人材が次々に現れる。次々と未だ見ぬ者を発掘し続けていたのだなと。
そう。このアルバム。マディの埋もれていた、見過ごされていたお宝を発見できると共に。
そんな、シカゴ・ブルースの人材、お宝発掘の変遷をも垣間見させてくれるアルバムなのですね。

探せ。
掘り起こせ。
未だ見ぬ。
技能を。
人財を。

満たない。
追いつかない。
あっちも。
こっちも。
何とか、つぎはぎ。

そいつにも。
限度はある。
やがて。
枯渇する。
破綻する。

その前に。
策を尽くし。
運を尽くし。
何が何でも。
見つけるのだ。

未だ。
何処かに。
見過ごしているだけ。
見失っているだけ。
そんな宝が眠っている。

そう信じて。
四方八方。
罠を仕掛けてでも。
獲るのだ。
釣り上げるのだ。

未だ見ぬ。
未知の。
才能が。
技能が。
ある筈だ。

今は。
見過ごしている。
見失っている。
きっと。
それだけのこと。

探せ。
掘り出せ。
掘り起こせ。
何処かから。
何処からでも。

手を尽くせ。
足を尽くせ。
そうだ。
策も尽くせ。
運も尽くせ。

四方八方。
網を張り巡らせ。
罠を仕掛けて。
獲るのだ。
釣り上げるのだ。

干上がり。
底をつく。
枯渇する。
破綻する。
その前に。

未だ見ぬ。
未知の。
人材を。
人財を。
お宝を見つけるのだ。



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