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2017/02/13 Mon *僕らのブルースが / クリエイション

20170213creation


僕にも。
僕らにも。
ひょっとしたら。
もしかしたら。
聴こえるかもしれない。

あんなこと。
こんなこと。
色々なことは。
他の何処でもない。
この国で起きている。

無関心。
非寛容。
閉じこもって。
凝り固まって。
排他的で。

傲慢。
豪奢。
驕りたかぶって。
勘違いも甚だしく。
威圧的で。

そんな。
輩が。
跋扈する。
悍しい空気。
そいつが蔓延している。

そんな。
国に。
暮らしているのさ。
ブルースが。
聴こえてくるかもしれない。

『Creation』'75年リリース。
ジャケットも印象的なクリエイションの1stアルバム。
ブルース・クリエイションとして3枚のアルバムを制作して解散。
(その内の一枚はカルメン・マキ&クリエイション名義でした)
バンド名からブルースを外して新たな勝負に挑んだ竹田和夫。
そんな竹田に手を貸したのが内田裕也と石坂敬一で。
石坂のいた東芝EMIに迎え入れて、プロデュースも連名で行っています。
この頃の裕也さんは日本語ロック論争の只中だったか、その直後だったか。
ロックは世界で勝負するもの、その為には英語で歌わないと駄目だと。
そんな裕也さんの思想を実践する先兵となったのがフラワー・トラヴェリン・バンドと。
このクリエイションだったのですよね。当時の裕也さんの影響力は凄かったのですよね。
クリエイションに白羽の矢が立ったのは、竹田の凄腕と言えるギターがあったからだと。
間違いなく日本が誇る最高峰のギタリストの一人で。そのプレイ、そのサウンド。
未だ欧米と日本のロックの間に広くて深い溝があった時代に。それをものともせずに。
軽々と溝を飛び越えて。欧米との距離を一気に縮めてみせたのが竹田、クリエイションで。
そうだなぁ。Charが出てくる前のギター少年達のヒーローだったのですよね。
かの「Tobacco Road」を始めとして。洋楽と遜色のないサウンドに皆、痺れたのです。
ラストに収められた「Blues From The Yellow」にはこれが日本発のブルース、ロックだと。
そんな気概を感じたりもするのですよね。日本人にだってやれるのだ、歌えるのだとね。
竹田以外のメンバーもつわもの揃いで。あの時代に全米ツアーもやってのけるのです。
惜しむらくは、竹田のカタカナ英語のヴォーカルが。どうしても弱く感じられて。
本格的な専任のヴォーカリストを加える手もあったのではないかとは感じてしまうかな。

僕にも。
僕らにも。
ひょっとしたら。
もしかしたら。
歌えるかもしれない。

あんなこと。
こんなこと。
様々なことは。
他の何処でもない。
この国で起きている。

無能。
無力。
学ぼうとせず。
闘おうともせず。
無気力で。

怠惰。
独善。
努力もせず。
独りよがりに終始して。
依存的で。

そんな。
輩が。
寄生する。
澱んだ空気。
そいつが蔓延している。

そんな。
国に。
暮らしているのさ。
ブルースが。
歌えるかもしれない。

抑圧も。
差別も。
どこでもない。
すぐそこに。
あるのだ。

欺瞞も。
簒奪も。
どこでもない。
すぐそこに。
あるのだ。

貧困も。
崩壊も。
どこでもない。
すぐそこに。
あるのだ。

暴走も。
暴発も。
どこでもない。
すぐそこで。
始まっているのだ。

終焉は。
世界の終わりは。
どこでもない。
すぐそこに。
迫っているのだ。

悍しい空気。
澱んだ空気。
どれだけ蔓延しても。
どこまでも無関心。
どこまでも怠惰。

魑魅魍魎が。
餓鬼が。
跋扈する。
そんな国で。
暮らしていくのさ。

僕にも。
僕らにも。
僕らのブルースが。
聴こえるかもしれない。
歌えるかもしれない。



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