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2017/03/09 Thu *最前列に / Various Artists

20170309hopeandanchor


街も。
人も。
知りたければ。
座ってないで。
立ち上がって。

現場に。
出かけて。
直に。
感じて。
触れ合って。

そうさ。
書を捨てよ。
ではないけれど。
その場で。
向き合おう。

そいつも。
どうせなら。
臨場感たっぷりに。
感じられる。
触れられる。

一番前に。
砂被りに。
桟敷に。
最前列に。
陣取って。

何が起きるのか。
何が起きているのか。
自分の目で。
自分の耳で。
確かめてやろう。

『Hope & Anchor Front Row Festival』'78年リリース。
パブ・ロックの登龍門として知られるロンドンのパブ、ホープ&アンカー。
そこで'77年11月~12月に行われたフェスティヴァルから。
17組のアーティストによる全26曲を収録した2枚組ライヴ・アルバム。
時代的にパンクの勃興期にも当たるので。パブ・ロックからパンクまで。
更にはブリティッシュ・レゲエまでと。多彩なメンバーのライヴが楽しめます。
その統一感の無さ、寄せ鍋みたいな、なんでもあり、な感じがまたいいのです。
当時のロンドン、その街角、そこで繰り広げられていた音楽シーンの動き。
その匂いまでも蘇ってきそうな生々しさに溢れたアルバムです。
何と言っても。パブで収録されてしますからね。その狭さを味方にして。
アルバム・タイトル通りに、それこそ最前列で被りつきで観ている様な臨場感。
それこそが、このアルバムの魅力、醍醐味だと断言できてしまいます。
そう、まさに現場で録音された、現場でないと作りえなかったアルバムなのです。
パイレーツもいれば、XTCも、999も、オンリー・ワンズも。
そしてダイアー・ストレイツに、スティール・パルスと。素晴らしい面子ですが。
中でもウィルコ・ジョンソン・バンドとストラングラーズが頭一つ抜けているかな。
ウィルコのギターは一聴すればすぐそれとわかる個性で刻んでいますし。
ストラングラーズのある種異様な存在感は他とは明らかに一線を画しています。
でも。他のアーティスト、バンドのライヴも熱気を帯びていて。
そのある種、独特な熱気が、やはり当時のロンドンを、英国を想起させるのですよね。
また、このジャケットがね。その思いを増幅させる素晴らしさだなと。
ロックは現場で、ライヴで味わってこそなんぼだよなと痛感させられるアルバムでもあります。

街も。
人も。
知りたいと思うなら。
腰を上げて。
足を延ばして。

現場に。
出向いて。
直に。
感じること。
触れ合うこと。

そうさ。
書は捨てなくても。
構わないけれど。
その場に。
立ち合おう。

そいつも。
どうせなら。
生々しい限りを。
感じさせてくれる
触れさせてくれる。

一番前で。
砂被りで。
桟敷で。
最前列に。
被りつきで。

何が起きるのか。
何が起きているのか。
自分の身で。
自分の心で。
確かめてやろう。

現場第一。
現場百回。
現場に勝るものなど。
ありはしない。
どこにもない。

知識も。
知見も。
知恵も。
参考になっても。
決め手にはならない。

書は。
小脇にでも。
抱えて。
取り敢えず。
街へ出よう。

そこで。
自分の目で見よう。
自分の耳で聞こう。
自分の身で触れよう。
自分の心で感じよう。

一番前に。
砂被りに。
桟敷に。
最前列に。
陣取って。

生々しい。
臨場感。
そこで。
その時。
何を感じるか。

何が起きるのか。
何が起きているのか。
そいつを。
逃さぬ様に。
最前列に陣取ろう。



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