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2017/03/23 Thu *誰かも誰もが / Eric Burdon & The Animals

20170323everyoneofus


誰もが。
自分の。
思いを持ち。
考えを持ち。
誇りを持ち。

誰もが。
自分の。
生を生き。
死を死ぬ。
それでいい。

だが。
忘れてはならない。
その。
誰もとは。
自分だけではないと。

自分も。
誰かも。
誰もが。
その。
誰かであるのだから。

思いも。
考えも。
誇りも。
自分だけではない。
誰にもあるのだ。

それを。
感じよう。
それを。
認めよう。
先ずはそこからなのだ。

『Every One Of Us』'68年リリース。
エリック・バードン&アニマルズとしての3枚目のアルバム。
オリジナルのアニマルズ解散後に米国へと活動の拠点を写したバードン。
当時のフラワー・ムーブメントやヒッピー・ムーブメントに感銘を受けたらしく。
サイケデリック・サウンドにも傾倒を深めながら旺盛に活動していました。
言わば、熱に浮かされたかの如き側面も大いにあったと思われるのですが。
何が契機だったのか。このアルバムでは一転、冷静に過ぎるほどの批判的な視点に立って。
自分もその一員として推し進めようとしたそれらのムーブメントに、冷水を浴びせる様な。
そんな辛辣で内省的とも言える様な、そんな歌を聴かせています。
政治も宗教も。そしてただ愛と平和を唱えるだけのムーブメントも。世界を変えられない。
そんな諦念を伴った静かな怒りを。蒼白い炎と共に訴えるかの様なバードンの歌声です。
あの熱く、黒く、ド迫力な歌声を抑えていると言うか、自分の内側に向けていると言うか。
故に、どうしても地味な印象を、もっと言えば陰鬱な印象を抱かされるのですが。
そこにバードンの怒り、そして自らへの戒めの本気度を強く感じもするのです。
共同幻想か醒め、共同幻想に踊らされていた自らを含めた者達に警鐘を鳴らしながら。
アルバム・タイトルに見られる様に。未だ希望を捨てず。新たな希望を見出そうとする。
その試行錯誤、葛藤の過程をあまりに素直に吐露してしまう。良くも悪くも愚直なバードン。
その歌声には、やはり魅せられてしまうのですよね。何かが共感してしまうのかな。
そうそう。このアルバムからキーボードにズート・マネーが参加していて。
バードンとの共作となるナンバーも収録されているのですが。何故か偽名でのクレジット。
ジャケットにも写っているので正体はバレバレなのですけどね。何で偽名なのだろうと。
契約問題でもあったのでしょうか。些細なことなのですが。気になるのですけどね。

誰もが。
自分の。
思いを信じ。
考えを信じ。
誇りを大切に。

誰もが。
自分の。
生を生きられれば。
死を死ねれば。
それがいい。

だが。
覚えておかねばならない。
その。
誰もとは。
自分だけではないと。

自分は。
誰かは。
誰もが。
その。
誰かであるのだから。

思いも。
考えも。
誇りも。
自分にある様に。
誰にもあるのだ。

それを。
感じよう。
それを。
受け容れよう。
もう一度始めよう。

我々の。
誰もが。
皆の中の。
誰もが。
誰かなのだと言うこと。

自分も。
誰かも。
誰もが。
我々の。皆の中の。
誰かなのだと言うこと。

思いを持ち。
考えを持ち。
誇りを持ち。
生を生き。
死を死ぬ。

そう。
忘れてはならない。
それは。
自分だけではない。
誰かだけでもない。

そう。
覚えておかねばならない。
それは。
自分だけではない。
誰かだけでもない。

自分も。
誰かも。
誰もが。
そう。
誰かであるのだから。

自分も。
誰かも。
誰もが。
生を生きられれば。
死を死ねれば。

それを。
感じよう。
それを。
認めよう。
受け容れよう。

先ずはそこから、そしてもう一度、始めよう。



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