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2017/05/05 Fri *自由とはなんだ / Steel Pulse

20170505truedemocracy


本当か。
本当に。
ここに。
あるのか。
存在しているのか。

規則とか。
規範とか。
制度とか。
そんな。
形式だけではなくて。

実体として。
実感として。
自分達のものとして。
一人、一人のものとして。
存在しているのか。

思うことを。
考えたことを。
自由に。
口にできているか。
表現できているか。

そこに。
遠慮とか。
躊躇いとか。
ましてや。
疎外感などを。

感じていないか。
もしかして。
感じているのであれば。
本当は。ここには。
存在していないことになりはしないか。

『True Democracy』'82年リリース。
ブリティッシュ・レゲエを代表するスティール・パルス。
そのスティール・パルスの、自らのレーベルからの初めてのアルバム。
アイランド時代から通算すると4枚目のアルバムとなるのかな。
ロック・アゲインスト・レイシズム運動を牽引もしていたスティール・パルス。
レーベル名は賢者の教義を意味する名前となり、そしてこのアルバム・タイトル。
デビュー以来変わることの無い、社会問題に鋭く切り込む姿勢の潔さが気持ちよいのです。
そう言えば当時の邦題は『デモクラシーとはなんだ!』なるものだったのですが。
今の世にこそ、この邦題を問いたい様な気分にさせられたりもします。
さてと。何故かデンマークのスタジオで録音されたらしいこのアルバム。
素晴らしいコーラスと、強靭なビート。まさにスティール・パルスの本領発揮との感じで。
力強く発せられるメッセージが、素直に聴く者の胸に突き刺さってくるかなと。
一部では、あまりに洗練され過ぎているとの評価もあった様ですが。
それこそが。ジャマイカではなくて、英国で生まれ活動していたスティール・パルス。
その特異性があって。ルーツ・レゲエがジャマイカ土着なら、ことらは英国土着とも言えて。
おそらくは、そのサウンドの質感、肌触りはロックに近いものがあるのだろうなと。
多彩で、優しさ、温かさを感じさせるメロディも。ロックのそれと似通っているかも知れず。
そこには。英国で生まれながら。異邦人として扱われ、辛酸を舐めてきたであろう。
スティール・パルスの面々が社会と対峙し、メッセージを発する為の創意でもあったのかと。
そう考えると。強靭で、そして粘り強いビートに。生半可ではない覚悟を感じもするのです。
ロンドン・パンクとも共鳴、共闘していただけに。常にその視点は身近な社会に向けられて。
ここにある問題を、強靭なビート、豊かなメロディ。そう極上のレゲエとして問いかける。
その真摯な姿勢が、スティール・パルスと言う存在を特別なものとしているのです。

本当か。
ここに。
あるのは。
本物なのか。
存在しているのか。

常識とか。
慣習とか。
仕来りとか
そんな。
お約束だけではなくて。

実体として。
実感として。
自分達のものとして。
あなたの、自分の、誰ものものとして。
存在しているのか。

自由に。
思っているか。
感じているか。
一歩を踏み出せているか。
拳を突き上げているか。

そこに。
規制とか。
抑圧とか。
ましてや。
恐怖などを。

感じていないか。
もしかして。
感じているのであれば。
本物は。ここには。
存在していないことになりはしないか。

名称など。
呼称など。
そんなものは。
なんでもいい。
どうでもいい。

ただ。
ここに。
本当に。
あるのか。
存在しているのか。

主義など。
信条など。
そんなものは。
なんでもいい。
どうでもいい。

ただ。
ここに。
あるものは。
本物なのか。
存在しているのか。

遠慮も。
躊躇いも。
疎外感も。
気にしないでいい。
そんな空気。

規制も。
抑圧も。
恐怖も。
気にすることもない。
そんな社会。

本当に。
本物なのか。
存在しているのか。
自由とはなんだ。
なんなのだろう。



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