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2017/06/17 Sat *過剰防衛 / Motörhead

20170617overkill


嗅覚が。
触覚が。
感じている。
告げている。
危ないと。危ういと。

今は。
未だ。
小さな波紋。
でも。
見過ごしたら。

やがて。
そう遠くない先に。
大きな脅威。
そんなものに。
化ける可能性が高いと。

だから。
今のうちに。
消してしまおう。
摘み取ってしまおう。
先手必勝。

攻撃は。
最大の防御。
いつでも。
どこでも。
そうとは限らないが。

この感じは。
この匂いは。
危なすぎる。
危うすぎる。
叩きのめしてしまうに限る。

『Overkill』'79年リリース。
モーターヘッドの2ndアルバム。
アルバム・タイトルの通りに過剰なまでに。
過激な攻撃、突撃、爆撃を繰り広げるモーターヘッド。
このトリオとは思えない傍若無人な暴れ振りと駆け抜けていく感覚。
これこそがモーターヘッドの真骨頂と言えるかなと。
針を落とした瞬間に先制攻撃を喰らわされ。もうそのまま撃たれ続けるみたいな。
手数の多い連打もあれば、フットワークも軽い思わぬ角度からの一撃もあれば。
一撃入魂、一撃必殺の様な重量級の止めを刺しにくる一撃もありと。
その畳み掛ける様な攻撃の前では、ガードもディフェンスも役に立たなくて。
それこそガードを固めていても。その上から、それごとブッ飛ばされる感じです。
これで単調なら、面白くも何とも無いのですが。凡百のデスメタルとは異なり。
リフや、フックに味が、変化があって。ヘヴィにしてキャッチーでもあると。
そこに実は長いキャリアを誇るレミーならではの強みを感じたりもします。
決して無謀な突撃を仕掛けている訳では無く。確かな戦略、戦術があるのですよね。
それが成せるのも、圧倒的な技量と、そして体力があるからで。
結局は電車道を突っ走られて、一気に土俵下に飛ばされることに変わりはないのですが。
そのことが、心地良い、快感ですらある。そこには味と言うか、何と言うか。
そのサウンドに血が通い、筋が通っている。だからこそ生々しいまでのリアルさがあり。
それが。ただうるさいだけの。独りよがりの勘違いしたものにはなっていないのですね。
それでも。爆音、轟音であることには間違いは無く。その無双のド迫力。
そいつがモーターヘッドの最大の魅力であることは間違いが無くて。それが痛快、爽快なのです。

嗅覚が。
触覚が。
震えている。
粟だっている。
危ないと。危ういと。

今は。
未だ。
小さな綻び。
でも。
見過ごしたら。

やがて。
そう遠くない先に。
大きな亀裂。
そんなものに。
成長する可能性が高いと。

だから。
今のうちに。
塞いでしまおう。
消し去ってしまおう。
先手必勝。

制する者は。
先んじる。
いつでも。
どこでも。
そうとは限らないが。

この感じは。
この空気は。
危なすぎる。
危うすぎる。
叩き潰してしまうに限る。

結界に。
入られる前に。
否。
近づかれる前に。
その前に。

先手必勝。
先制攻撃。
有無をも言わせず。
叩きのめす。
叩き潰す。

小さな波紋だから。
小さな綻びだから。
見過ごさず。
摘み取ってしまう。
消し去ってしまう。

化ける前に。
成長する前に。
驚異が。
亀裂が。
生まれる前に。

嗅覚の。
触覚の。
発する。
警報に。
その響きに従って。

撃ちまくり。
ブッ放し。
ブッ飛ばし。
圧倒的に、一方的に。
攻めまくり、壊滅させてしまおう。

過剰防衛。
そいつが。
必要な時がある。
それでしか守れないものがある。
ならば。躊躇いなくやるだけさ。



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