« 2017/06/29 Thu *玩具箱 / Aerosmith | トップページ | 2017/07/01 Sat *先達 / Muddy Waters »

2017/06/30 Fri *切り捨て御免 / Mickey Baker

20170630wildestguitar


切り捨て御免。

何を。
今更。
ごちゃごちゃ。
言っているのやら。
言わせているのやら。

既に。
決まったこと。
終わったこと。
それも。
筋を通した上でのこと。

それを。
後出しじゃんけんで。
なんやかやと。
そいつは。
ただの我儘でしょうが。

悪いが。
ごね得などは。
認めません。
させません。
ならないことも浮世にはあるもので。

あまりにも。
仁義を欠く様な。
道を外れる様な。
真似をしでかそうと言うのなら。
問答無用で。

切り捨て御免。

『Wildest Guitar』'59年リリース。
ミッキー・ベイカーの全編インストによるアルバム。
この見つめていると右手が動きそうなジャケットが何とも素晴らしいなと。
そもそもはジャズの人で。ピー・ウィー・クレイトンに影響されてブルースに転向。
でもジャンルには囚われずに。様々なセッションで名を馳せて。
ミッキー&シルヴィアなるデュオでR&Bの分野でヒット曲もある多彩なミッキー。
その柔軟性と、凄腕が評価され、そして重宝されたのだろうなと。
さて。このアルバムがどの様な経緯で企画され、実現に至ったのかはわからないのですが。
A面頭がいきなり「Third Man Theme」で驚かされるのですが。
それ以外にも「Night And Day」とか「Autumn Leaves」とかまで演奏していて。
この辺りの選曲からするとレコード会社主導の安易なイージー・リスニング企画課とか。
しかしながら。漸くピンで主役の座を得て張り切っているミッキーのギターが素晴らしく。
ジャンルとか、企画意図とか。そんなものは問答無用の鋭く、切れ味のいいサウンドで。
それこそ、切り捨て御免とばかりに片端から切り倒し、切りまくっている様で痛快です。
とても安易に聞き流せない、ギラギラとして、豪快でもあり。何ともカッコいいギター。
奏でられるリフや、フレーズがまた決まりまくっていて。堪らないのですよね。
恐らく時代的にはヴェンチャーズよりも前ですからね。何と革新的だったことかと。
う~ん、一人デンデケデケデケ、と言ったところで。しかもブルージーでジャージーでと。
いやぁ、こんなギターが弾けたら。本当に爽快で、痛快で。楽しいだろうなと。
なんでも晩年はフランスに移住して。シルヴィ・ヴァルタンやフランソワーズ・アルディ。
そんな方々のバックも務めていたそうなので。本当に才能豊かな、異能のギタリストかな。
このジャケット、そしてアルバム・タイトルに偽り無しの傑作なのです。

切り捨て御免。

何を。
いつまで。
あれやこれやと。
悩んでいるやら。
悩ませているのやら。

既に。
決したこと。
かたのついたこと。
それも。
得心したはずのこと。

それを。
卓袱台を返そうと。
なんだかんだと。
そいつは。
ただの臆病風でしょうが。

悪いが。
朝令暮改などは。
許しません。
させません。
ならぬ堪忍も浮世にはあるもので。

あまりにも。
義理を欠く様な。
理を乱す様な。
真似をしでかそうと言うのなら。
問答無用で。

切り捨て御免。

浮世で。
凌ぎを得て。
世を渡るのなら。
そこには。
決まりがあるもので。

仁義でも。
義理でも。
何でもいいが。
欠いちゃならない。
そいつはお約束。

道は。
外れ過ぎちゃならない。
理は。
乱し過ぎちゃならない。
そいつもお約束。

自明でも。
暗黙でも。
そこのところは。
変わらない。
忘れちゃならない。

一から。
十まで。
語られなくても。
感じられることがある。
知るべきこともある。

融通もしましょう。
折れもしましょう。
だけれども。
やってはならない。
そいつをやろうと言うのなら。

刀を引き寄せ。
鯉口を切って。
抜き身でもって。
真正面から。
問答無用で。

切り捨て御免。

ご用心(笑)。



web拍手 by FC2

|

« 2017/06/29 Thu *玩具箱 / Aerosmith | トップページ | 2017/07/01 Sat *先達 / Muddy Waters »

003 Blues,Rhythm & Blues」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2017/06/30 Fri *切り捨て御免 / Mickey Baker:

« 2017/06/29 Thu *玩具箱 / Aerosmith | トップページ | 2017/07/01 Sat *先達 / Muddy Waters »