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2017/07/16 Sun *歩く姿は・・・ / Judy Mowatt

20170716blackwoman


立てば。
芍薬。
座れば。
牡丹。
歩く姿は、百合の花。

何を。
していても。
どんな。
姿でも。
心、惹かれるのだけれど。

歩く・・・動いている。
その時の。
凛として。
しなやかな。
生命の香りが漂う様な。

そんな時の。
姿は。
仕草は。
何とも魅力的で。
目が離せなくなってしまう。

何かを。
引き受け。
何かに。
向かい。
真摯に歩みながら。

陽性の。
笑顔と。
明るさと。
それを忘れはしない。
その佇まいが、纏う香りが好きだ。

『Black Woman』'79年リリース。
ジュディ・モワットの2枚目となるソロ・アルバム。
ピーター・トッシュとバニー・ウェイラーを失ったウェイラーズ。
そんなボブ・マーリーの窮地を救ったのがアイ・スリーズで。
マーシャ・グリフィス、リタ・マーリー、そしてジュディの3人組で。
その力強く、温かく、優しい。そんなコーラスがマーリーを支えていました。
マーシャや、リタはアイ・スリーズ参加前に既にソロ・アルバムをリリースしていて。
それなりにキャリアを重ねていたのに対して。ジュディはアイ・スリーズがデビューかな。
ソロ活動を始めたのも同時期で。このアルバムのリリース時にはボブは未だ存命だったと。
アイ・スリーズの中でも。最も若く、最も美しく。そして聡明だったと言われるジュディ。
ボブの影響もあったのでしょうが。人種間の問題や、女性の権利の問題にも関心が高く。
「Black Woman」はその歴史を知って衝撃を受けたと言うアフリカ系米国人奴隷の問題。
それを、深い慈愛と共に静かに、しかし鋭く告発し問題提起する歌となっています。
人種、性別、その他あらゆる謂れのないものによる格差や抑圧に毅然と立ち向かう。
そこにはやはりボブの姿が重なり。ボブのナンバーのカバーもあれば。
「Joseph」と言う、ボブに捧げられたジュディによるオリジナルも収録されています。
ジュディは自らプロデュースも手掛けていて。そこに歌声同様の凛とした意思を感じます。
そんなジュディをサポートしているのが公私に渡るパートナー、フレディ・マクレガーで。
楽曲の提供から、各種楽器の演奏と。それこそ八面六臂の活躍をみせています。
ただ。レコード会社の意向なのか。全体にややライトでコンテンポラリーな仕上がりで。
このジャケットも、ブラック・コンテンポラリーのスターに仕立て上げようみたいな。
そんな路線に乗せられることを拒否して。更に力強く自らの道を行くことになるジュディ。
その姿は更に、美しく、強く、温かく、優しく凛として。好きにならずにいられないのです。

立てば。
芍薬。
座れば。
牡丹。
歩く姿は、百合の花。

何を。
していても。
どんな。
姿でも。
心、震えるのだけれど。

歩く・・・振る舞っている。
その時の。
強く。
優しい。
生命の香りが漂う様な。

そんな時の。
姿も。
仕草も。
何とも美しくて。
目を奪われたままになってしまう。

何かを。
決めて。
何かに。
臨み。
真摯に闘いながら。

揺れる。
笑顔と。
明るさと。
それが消えることは無い。
その佇まいが、漂う香りが好きだ。

いたずらに。
声高にならず。
いたずらに。
主張もせず。
それなのに。

その。
存在。
その。
生命力。
その、強さ。

そこから。
生まれる。
温かさ。
優しさ。
そして、美しさ。

そこに。
咲いているだけ。
そこに。
いるだけ。
それだけで。

その。
凛とした。
身と心の。
美しい、
佇まい。

歩き。
動き。
振る舞う。
その度に。
仄かに香る。

目が離せない。
目を奪われたまま。
心、惹かれて。
心、震えて。
その香りを思っている。

その存在が、愛しくて堪らない。



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