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2017/08/09 Wed *見てみよう、見ていよう / The Rascals

20170809seeukorg


翼があれば。
羽ばたければ。
この空を.
この空気を。
その中を飛んで。

あの海へ。
あの海原へと。
その時。
何が見えるのだろう。
何を感じるのだろう。

目を閉じて。
思い浮かべて。
空想の翼を。
そいつを羽ばたかせて。
飛び立とう。

この身は。
ここに残して。
そのままで。
この心を。
飛翔させて。

空の彼方へ。
広がる海原へ。
雲と波の。
空と海の。
その狭間で。

何を。
見るのだろう。
何が。
見えるのだろう。
見ていよう。

『See』'69年リリース。
ラスカルズとしては3枚目のオリジナル・アルバム。
ヤング・ラスカルズ時代から通算では6枚目となるのかな。
ブルー・アイド・ソウルを代表するバンドだったヤング・ラスカルズ。
徐々にその音楽性に変化が表れて。バンド名からヤングがとれて。
ソウルフルではあるものの、よりハードに、そしてサイケデリックに。
同じところに止まることは好まずに、新たな世界へと飛び続けたと。
そこにはフラワー・ムーブメントや、ビートルズら英国勢の影響もあったかなと。
特にリーダーであったフェリックス・キャヴァリエは進取の気質に飛んでいた様で。
積極的に新たな時代に反応し、それを単に真似るのではなく自らのものにしようと。
消化しながら、元来のソウルフルな持ち味との融合を図っていたのかなと。
この頃にはヒンズー教に傾倒していたりもしたらしく。シタールを導入したナンバーも。
それがかなりラーガ・ロックな雰囲気を醸し出していて。世界の広がりを感じさせます。
面白い取り組みだなと思うのですが。結果的に他のメンバーとの溝を生んだとも。
決して抹香臭くは無くて。十分にキャッチーでもありロックとして、ポップスとして。
十分に成り立っているのですけどね。まぁ、変化は好まれないことが多いからなぁ・・・
それはそれとして。キャヴァリエの歌声の素晴らしいこと。何とソウルフルなことか。
どんなサウンドでも、どんなメロディでも。キャヴァリエが歌うことで。
総て一級のブルー・アイド・ソウルとして成立してしまうのですね。稀有な歌声であると。
それが変化の足枷になっていると感じられもするのは皮肉なものですが。
ジャケットに用いられている印象的なルネ・マグリットの絵画。何故マグリットだったのか。
ラスカルズ、キャヴァリエが見ていた、に見えていた、世界。それを観たいなと思わされるのです。

翼があれば。
羽ばたければ。
この空を.
この空気を。
その中を飛んで。

あの海へ。
あの海原へと。
その時。
何が見えるのだろう。
何を感じるのだろう。

目を閉じて。
思い浮かべて。
空想の翼を。
そいつを羽ばたかせて。
飛び立とう。

この身は。
ここに残して。
そのままで。
この心を。
飛翔させて。

空の彼方へ。
広がる海原へ。
雲と波の。
空と海の。
その狭間で。

何を。
見るのだろう。
何が。
見えるのだろう。
見ていよう。

見てみよう。
見ていよう。
心は閉ざさず。
心に翼を。
そいつを羽ばたかせて。

覆いかぶさる。
この空。
この空気。
そんなものに。
負けることなく。

目を閉じて。
思い浮かべて。
この空の中へ。
この空気の中へ。
飛び立とう。

空の彼方へ。
広がる海原へ。
そこまで。
どこまで。
飛翔しよう。

空と海。雲と波。
その狭間に。
何があるのか。
その狭間で。
何が起きるのか。

そこで。
その時。
何を感じるのか。
何を思うのか。
何が変わるのか。

見てみよう。
見ていよう。
心を縛らず。
心の翼を。
そいつを羽ばたかせて。



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