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2017/10/03 Tue *踊り場 / Graham Parker And The Rumour

20171003theupescalator


上がる時も。
あるし。
下がる時も。
あるし。
その繰り返し。

上がるのが。
その方が。
いいかなと。
そう。
思いもするが。

ひたすらに。
上がり続ける。
それは。
それで。
どんなものだろうと。

ふと。
踊り場で。
立ち止まって。
少し外れて。
考えたりもする。

上りと。
下りと。
交差する。
その様を。
眺めながら。

偶には。
下がってみるかと。
それで。
そう。
上りと下りの繰り返し。

『The Up Escalator』'80年リリース。
グラハム・パーカーがルーモアと組んだ最後のアルバム。
(数年前に三十数年ぶりに再び組んでアルバムをリリースしましたが)
これがライヴ・アルバムを含むと6枚目のアルバムだったかな。
それまでのヴァーティゴからスティッフへ移籍してのアルバムでもありました。
ルーモアのキーボード、ボブ・アンドリュースは既に脱退していて。
ニッキー・ホプキンスがキーボードを弾いているナンバーもあったりして。
グラハムとニッキー。なんか意外な顔合わせかなとも思うのですが。
そこはニッキー。実に見事にグラハムとルーモアの世界に溶け込んでいます。
そして目玉はブルース・スプリングスティーンの参加と言うことになるのかな。
何でもグラハムはブルースのファンだったと言う説もあって。嬉々としていたとか。
確かに。同時期のブルースのアルバムとの似通ったところもあるのかな。
その溌溂とした様が、少しばかり強すぎて違和感がないこともないのですが。
ただ。ルーモアと一体となった疾走感は相変わらずで。結局、そこが魅力なのだと。
またグラハムの手によるナンバーが粒ぞろいで。いい塩梅に引っかかるのですよね。
この一直線に、ただの力技に陥らないところ。そこがグラハムらしいなと。
だからこそ、グラハムの力強い歌声がより深く聴く者の胸に響くのですよね。
実のところ。商業的にはこのアルバムまでが上り坂で。その後は下り坂に。
かなり長い雌伏の期間に突入してしまうので。ちょうど踊り場に位置するアルバムかな。
上りも、下りも味わって。そもそもが、酸いも甘いも噛みわけていたグラハム。
その歌声にはますます陰影や、濃淡が濃くなっていって。何とも味わい深くなるのです。
その点でも。このアルバムでのやり切った感は、必要だったのかもしれません。

下がる時も。
あるし。
上がる時も。
あるし。
その繰り返し。

下がるのが。
その方が。
気楽かなと。
そう。
思いもするが。

ひたすらに。
下がり続ける。
それは。
それで。
如何なものだろうと。

ふと。
踊り場で。
立ち止まって。
少し逸れて。
考えたりもする。

下りと。
上りと。
交差する。
その様を。
眺めながら。

偶には。
上がってみるかと。
それで。
そう。
下りと上りの繰り返し。

上がれる時に。
上がれるところまで。
上がってしまおうと。
限界など。
考えずに。上を見て。

それはそれで。
その時は。
楽しいし。
昂ぶりもするのだが。
疲れもするよなと。

下がれる時に。
下がれるとこまで。
下がっておこうと。
限界だと。
感じたら。下を見て。

それはそれで。
その時は。
気楽だし。
安らぎもするのだが。
物足りなくもあるよなと。

だから。
時々。
立ち止まって。
列を外れて。
列から逸れて。

上りと。
下りと。
交差する。
その様を。
踊り場から眺めながら。

上がるか。
下がるか。
どちらかと。
その選択を。
踊り場で考える。

今日は。
どちらへ。
向かおうか。
踊り場から。
上りと下りの繰り返し。



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