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2017/11/12 Sun *開かれる / The Trinity

20171112openuspromomono


開かれる。
離れていても。
何処にても。
思い浮かべる。
それだけで。

感じられる。
その姿。
その佇まい。
その瞳。
その笑顔。

昨夜の。
いつかの。
その可愛らしい。
その魅力的な。
その総て。

思い出す。
思い浮かべる。
それで。
それだけで。
開かれる。

胸が。
心が。
その扉が。
開かれて。
温かいものが溢れ出す。

離れていても。
何処にいても。
思い浮かべる。
それで。それだけで。
開かれるのだ。

『Open』'68年リリース。
ブライアン・オーガーとジュリー・ドリスコールによるトリニティ。
スウィンギング・ロンドンを代表する。その1stアルバムの米国盤です。
英国盤とはジャケ違いで。英国盤のジュリーの横顔もなかなかのものでしたが。
この帽子を被って。こちらを見つめるジュリーの瞳が印象的で。ジャケはこっちかなと。
内容は、英国盤も米国盤も同一だと思われますが。ミックス違いとかがあるかもです。
さて。ジャージーなオルガンで異才を発揮していたブライアン・オーガー。
そして。スウィンギング・ロンドンを象徴する魅力的な女性ヴォーカリストだったジュリー。
この対照的な、しかし強力な二つの個性が融合し、触発し合うトリニティです。
オーガーの手によるグルーヴィーなサウンドはシーンの最先端で鳴り響いていて。
スリリングにクールに弾む様は、今でも十分に刺激的で些かも色褪せていません。
ジュリーのソウルフルでパワフルな歌声もなんとも魅力的で。
その可愛らしいルックスとのギャップが、またその魅力を引き立てているかとも。
まぁ、あのスティーム・パケットで三人のリード・シンガーの一人として。
ロッド・スチュワートやロング・ジョン・ボルドリーと対等に張り合っていたとのことで。
これくらいは歌えて当然。舐めてもらっちゃ困るわよと。そんなところかもですが。
一応。A面がオーガーの独壇場とも言えるインスト・ナンバーが中心となっていて。
B面になって、満を持してジュリーが登場すると。狙っていたのか。カッコいいのですよね。
ジャージーでグルーヴィーなサウンドに、ソウルフルな女性ヴォーカル。その絶妙な組合せ。
ジュリーが加わる、歌うことでトリニティとしての独特の世界、個性が全開となって。
クールでありながら、モノクロームではなくカラフルで。そしてどうにも英国的で。
そのサウンド、その色彩、その香り。あの時代、スウィギング・ロンドンへの扉。
このアルバムに針を落とせば。いつでも、どこでも。その扉が開かれるのを感じるのです。

開かれる。
傍にいなくても。
いつであっても。
思いを馳せる。
それだけで。

感じられる。
その声。
その響き。
その風。
その空気。

昨夜の。
いつかの。
その凛とした。
その素敵な。
その総て。

思い出す。
思いを馳せる。
それで。
それだけで。
開かれる。

胸が。
心が。
その扉が。
開かれて。
熱いものが溢れ出す。

傍らにいなくても。
いつであっても。
思いを馳せる。
それで。それだけで。
開かれるのだ。

ふと。
塞ぐ。
沈む。
そんな時も。
そんな日も。

昨夜の。
いつかの。
その姿。
その佇まい。
それさえ思えれば。

昨夜の。
いつかの。
その瞳。
その笑顔。
それさえ感じられれば。

昨夜の。
いつかの。
その声。
その響き。
それさえ思えれば。

昨夜の。
いつかの。
その風。
その空気。
それさえ感じられれば。

ふと。
迷う。
迷い込む。
そんな時も。
そんな夜も。

その可愛らしい。
その魅力的な。
その凛とした。
その素敵な。
あの娘を思い浮かべれば。あの娘に思いを馳せれば。

いつであっても。
何処にいても。
胸が。心が。
その扉が開かれて。
温かく、熱いものが溢れ出すのだ。



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