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2017/11/14 Tue *たかが、されど / The Rolling Stones

20171114itsonlyrocknroll


まったく。
いつまで。
どこまで。
懲りもせずと。
思わないでもないが。

他に。
見当たらない。
他に。
思いつかない。
他にない。

それだけのこと。
そうなのだ。
それだけなのだが。
そいつが。
どうにも好きらしい。

選ばれたとは。
思わないが。
捕まって。
搦めとられて。
そのままずぶずぶと。

もう。
今更。
他のものを。
選びなおすつもりもないし。
その気になんかなれやしない。

大したことだとは。
思わないが。
それなりのものだと。
感じはするし。
もう、いけるところまで、いくだけ。それだけ。

『It’s Only Rock’n Roll』'74年リリース。
タイトル・ナンバー、「It's Only Rock'n Roll(But I Like It)」が、そのイメージが。
アティチュードとして独り歩きし過ぎた感もあるローリング・ストーンズのアルバム。
そのナンバー自体が、未だメンバーになる前のロン・ウッドのアルバム・・・
『I've Got My Own Album To Do』の録音時に生まれたものであることからして。
当初は、アルバムのハイライトとも、ましてやタイトルとしても考えていなかったのではと。
それが。アルバムの録音中にミック・テイラーの離脱が決定的になったこともあって。
敢えて。原点回帰、次なる歩みを意識して、象徴的な役割を与えたのかなとも。
インナーにさりげなくロンのインスピレーションを基に作られましたなんて記載する辺り。
ミック・ジャガーの抜け目なさを感じたりもするのですよね。そう、先は見えていたと。
そう考えると。アルバム・タイトル程にはロックンロール色が前面に出ていないのも当然で。
ここでのストーンズは、フィリー・ソウルやファンク、更にはレゲエへの接近が顕著で。
もし、テイラーが脱退しなかったら。特に都会的なソウルを突き詰める様な。
もっと言えば、そいつを換骨奪胎したストーンズならではのソウルが生まれていたかもと。
そいつは『Black And Blue』とはまた異なる魅力的なものになったかなとも思うのですが。
しかし。それにしても。ストーンズの。特にブラック・ミュージックに対する感度の良さ。
その旺盛な食欲と、見事なまでの消化力。そんなストーンズの凄味が実に魅力的で。
「Ain't Too Proud To Beg」「Luxury」「If You Really Want To Be My Friend」ときて。
「Fingerprint File」に至るまで。ここまで、取り込んで己のものにしてしまいますかと。
そう考えると。「Time Waits For No One」でのテイラーのギターはあまりにも美し過ぎて。
テイラーは、ストーンズでい続けるには線が細かったのだろうなと妙に納得したりもして。
ならばと。やっぱり、ソウルもファンクもレゲエも呑み込んで。ロックンロールだぜと。
それがどうした文句があるかと。開き直ってみせたミックのセンスは只者ではなくて。
そのミックの姿勢こそが、ストーンズのアティチュードなのかもと思ったりもするのです。
しかし、この頃キースは・・・本当に半ばあっちの世界にいっていたのだろうなぁ・・・

まったく。
いつまで。
どこまで。
省みもせずと。
思わないでもないが。

他は。
見つからない。
他は。
考えられない。
他にない。

それだけのこと。
それだけ。
本当にそうなのだが。
そいつが。
堪らなく好きらしい。

選ばれしとは。
思わないが。
捉えられて。
引きずり込まれて。
そのまま骨の髄までと。

もう。
今更。
他の道を。
歩きなおすつもりもないし。
その気になんかなれやしない。

大したことだとも。
思わないが。
それなりのものだと。
感じもするし。
もう、いけるところまで、転がるだけ。それだけ。

あの日。
あの時。
出逢ってしまった。
それで。
決まった。

あの日。
あの時。
心奪われてしまった。
それが。
総て。

あの日。
あの時。
電気が走った。
それで。
決まった。

あの日。
あの時。
骨まで食らった。
それが。
総て。

それだけのこと。
そうなのだ。
それだけなのだが。
そいつが。
総てを決めてしまった。

大したことでは。
ないのだろうが。
それなりのものでは。
あるのだろう。
それだけが、どうにも、堪らなく、好きらしい。

たかが。
ロックンロール。
されど。
ロックンロール。
それだけが、どうにも、堪らなく、好きらしい。



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