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2017/11/16 Thu *力技 / Toots And The Maytals

20171116live


心。
いつも。
いつでも。
晴れ晴れと。
浮き立つ。

それなら。
いいのだが。
そうも。
いかないのが。
浮世の常で。

好もうと。
好むまいと。
重しが。
足枷が。
課せられたりもして。

おいおいと。
やれやれと。
もう。
面倒だから。
このままにと。

そうも。
いかないのも。
これまた。
浮世の常で。
浮かばなきゃならないと。

力技。
そいつを。
頼みに。
心。
晴れ晴れと浮き立たせよう。

『Live』'80年リリース。
トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズのライヴ・アルバム。
同年の応酬ツアーのロンドン、ハマースミスで録音された音源です。
スカの時代からメイタルズとして活動していて。
同時代の多くのコーラス・グループがR&Bの模倣から抜け出せない中。
いち早く、独自の音楽性を発揮し、魅力的な歌声を聴かせることに成功して。
スカの隆盛、更にはレゲエの誕生においても並々ならぬ貢献を果たしたのだとか。
その評価の高まりと共に活動もジャマイカだけでは収まるものではなくなって。
一説ではアイランド・レコードも獲得を狙ったが果たせずに。
代役として契約したのがあのウェイラーズだったのだとか。
尤も、その直後にメイタルズも契約。トゥーツ・アンド・メイタルズとなったと。
そして精力的に世界に打って出て、レゲエを世界中に知らしめたのですね。
その最大の魅力は、フレデリック・トゥーツ・ヒバートの太い歌声にあって。
レゲエ界のオーティス・レディングとも称されるソウルフルな歌声が堪りません。
そう。トゥーツの歌声は実にソウルフルで、ファンキーで、黒いのですよね。
ボブ・マーリーとかと比較しても圧倒的に黒いかなと。
その点では、ある意味でレゲエらしくないとも言えなくはないのですが。
その黒さ、そしてその熱さ。それが特にライヴにおいて世界を虜にしたのだろうなと。
このアルバムでも。冒頭から、煽りに煽って。その歌声で惹きつけて盛り上げると。
その歌声に宿る黒くて熱い力。その力感、力技に否が応でも乗せられてしまうのです。
「Pressure Drop」「Monkey Man」「Funky Kingston」などなど。
その魅力的なナンバー総てがトゥーツのオリジナルでもあって。何たる才能かとも。
レゲエ、ソウル、ロック・・・そんなジャンルを超える極上のパフォーマンスが捉えられているアルバムです。

心。
いつも。
いつでも。
清々しく。
浮き上がる。

それなら。
困らないのだが。
そうとも。
限らないのが。
浮世の常で。

望もうと。
望むまいと。
重荷が。
手鎖が。
科せられたりもして。

あらあらと。
いやはやと。
もう。
難儀だから。
このままにと。

それで。
済まないのも。
これまた。
浮世の常で。
浮かばなきゃならないと。

力技。
そいつを。
頼みに。
心。
清々しく浮き上がらせよう。

時に。
無理を通して。
道理を引っ込めて。
そうまでして。
そこまでしてでも。

取り敢えず。
取り急ぎ。
やってしまう。
そこまで。
もっていってしまう。

そうして。
生気を。
取り戻して。
精気も。
奮い起こして。

そうして。
立ち上がって。
伸びをして。
扉を開けて。
外へと出ていく。

そうして。
声を張り。
ステップを踏んで。
心。
浮き上がらせる。浮き立たせる。

時に。
無理だと思っても。
理屈とかではなくて。
そうまでできる。
そこまでできる。

そんな。
頼める。
拠れる。
力技がある。
それで救われることもある。



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