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2017/12/11 Mon *叫べ! / Lulu

20171211somethingtoshoutabout


さすがに。
幾ら。
傍若無人の。
自分でも。
控えることもあって。

別に。
総ての。
本音を。
晒している訳もなく。
お茶を濁すことも。

そこは。
それで。
察してもらえれば。
いいのだが。
そうも、いかないらしく。

大声で。
土足で。
ズカズカと。
そいつが。
どうにも、こうにも。

癇に障るのだが。
言ったところで。
わかりはしないだろうと。
呑み込んで。
やり過ごしてはみるのだが。

本当は。
そんなことこそ。
そんな時こそ。
大声で。
叫んでやればいいのだろう。

『Something To Shout About』'65年リリース。
ブリティッシュ・ガール・ポップ随一のシャウター、ルル。
その独特の、ド迫力な歌声が何とも魅力的な英国での1stアルバム。
その名を一躍とどろかせたアイズレー・ブラザーズのカヴァー「Shout」で始まって。
先ずはガツンと一撃を食らわされるのですが。この時は未だ15歳だったとか。
どういう育ち方をしたら、こんな歌声を十代で習得できるのか。恐れ入ってしまいます。
このR&Bシンガー、ソウル・シンガーも顔負けな、シャウト、叫び声こそが最大の魅力で。
決して美声ではないものの。どうにも惹かれると言うか。胸を鷲掴みにされるのですね。
マーサ&ヴァンデラスのカヴァー「Heatwave」なんかも実にご機嫌です。
何と言うか。こぶしが効いていると言うか。独特の節回しも特徴的なのですよね。
これだけ歌えたら、気持ちがいいだろうなと。羨望させられるものがあります。
美声ではないどころか。悪声とも言えるのですけどね。それを逆手に取っている感もあって。
どうだと。開き直って。全開でその歌声をぶつけにきている・・・それが心地よいと。
映像観ると。小柄な身体を震わせながら、まさに全身全霊で歌っていたのがわかります。
それでいて。ただの力任せに終わっていないのは。存外に繊細な表現力も持ち合わせていて。
それを端々に、それとなく感じさせるところがまた心憎いのですよね。
ルルは米国でも人気が出て。後年は米国南部でスワンプ色濃厚なアルバムも制作していて。
その根っ子と言うか。それを可能にしたその歌声の底力は、この頃から十分にあったと。
そんなことも感じさせられます。そう、R&Bやソウルに影響されて、やがて米国南部へ。
それは何も、例えばストーンズやクラプトンとかに限った話では無かったと。
そう考えると。ルルの評価、位置づけと言うのも変わってくる気がするのですけどね。
まぁ、何にしろ。そのシャウトには快哉を叫ばずにはいられないのです。

さすがに。
そこは。
傲慢無礼の。
自分でも。
気を遣うこともあって。

別に。
いつでも。
胸中を。
吐き出している訳もなく。
上辺を繕うことも。

そこは。
それで。
汲んでもらえれば。
いいのだが。
それが、出来ないらしく。

声高に。
遠慮なしに。
ドカドカと。
そいつが。
どうにも、こうにも。

苛立たせるのだが。
言ったところで。
理解の外だろうと。
呑み込んで。
見て見ぬ振りを決め込むのだが。

本音は。
そんなことこそ。
そんな時こそ。
大声で。
叫んでやりたくて堪らない。

どうにも。
こうにも。
ズカズカで。
ドカドカで。
無遠慮で。

どいつも。
こいつも。
チョロチョロと。
チョコチョコと。
猪口才で。

五月蝿くて。
煩わしくて。
耳を塞ぎたくなる。
目を閉じたくなる。
膝を抱え込みたくなる。

粟立ち。
波立ち。
限界ぎりぎり。
鳥肌が立ち。
虫唾が走る。

泥仕合を。
演じたくないから。
泥沼に。
嵌りたくないから。
堪えてきたけれど。

お茶を濁すのも。
上辺を繕うことも。
やり過ごすのも。
見て見ぬ振りも。
そろそろ限界。

だから。
扉を閉じたら。
窓を閉めたら。
腹の底から。
叫べ!



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