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2017/12/26 Tue *タフに、ラフに / Junior Wells

20171226youretuffenough


耐えられるか。
頑張れるか。
未だ。
その先へと。
歩めるか。

それだけの。
頑丈さが。
強固さが。
あるか。
漲っているか。

この身に。
この心に。
そいつが。
あるのか。
宿っているのか。

あると。
宿っていると。
そいつを。
そのことを。
信じられるのなら。

迷うことはない。
躊躇うこともない。
そのままでいい。
そのまま。
踊り続ければいい。

弾むままに。
揺れるままに。
いけるところまで。
タフに。ラフに。
いってしまおう。

『You're Tuff Enough』'68年リリース。
ジュニア・ウェルズのブルー・ロック移籍第一弾アルバム。
シカゴ・ブルースのハーピストとして確固たる地位を築いていたウェルズ。
リトル・ウォルターの後任としてマディ・ウォーターズのバンドでも活躍して。
並行して自らのソロ活動も行って。代名詞となる「Messin'With The Kid」など。
ヒット曲も放って。シカゴ・ブルースの新世代の旗手となっていました。
盟友であるバディ・ガイとの元祖ブルース・ブラザースとしても活動していて。
デルマークにかの名盤『Hoo Doo Man Blues』を残すなどもしていました。
そんなウェルズが新境地を拓くことになったのがこのアルバムで。
シカゴのジェームス・ブラウン、JBと呼ばれるファンキーな一面を見せています。
躍動するジャケットの姿そのままの勢いのある「You’re Tuff Enough」のその迫力。
まさにJBも顔負けのタフで、ヘヴィでファンクなブルースが炸裂しています。
否、そのままに展開されるものはもはやブルースの範疇には止まっていないかと。
軽々とジャンルなど飛び越えて、ブルース・ハープを吹きまくり、シャウトする。
そのノリの良さ、跳ね具合、弾け具合。実に何ともご機嫌で。
そんなウェルズの姿は強固な意志を備えた、実にタフなものに感じられます。
「Messin' With The Kid」も見事にファンキーなブルースに生まれ変わっています。
あまりにも。ファンクに、R&Bに接近し過ぎだとして。
一部のブルース・ファンの間では無かったことにされているらしいのですが。
タフに、クールに。そしてファンキーに。グイグイと聴く者を惹きつけてしまうウェルズ。
それを否定してしまうと言うのはあまりに狭量に過ぎる気がするかなと。
ウェルズのタフな様に、ついていけるそれだけのタフさが聴く者にも求められている。
そう考えれば。こいつはある意味。己の覚悟を試される、そんな試金石の様なアルバムでもあるかもです。

踏ん張れるか。
乗切れるか。
未だ。
この先へと。
進めるか。

それだけの。
堅牢さが。
強靭さが。
あるか。
溢れているか。

この身に。
この心に。
それらが。
あるのか。
巣食っているのか。

あると。
巣食っていると。
そいつを。
このことを。
信じられるのなら。

悩むことはない。
逡巡することもない。
そのままでいい。
そのまま。
歌い続ければいい。

跳ねるままに。
震えるままに。
やれるところまで。
タフに。ラフに。
やってしまおう。

未だ。
その先へと。
歩めるか。
その資格が。
あるのか。

未だ。
この先へと。
進めるか。
その権利が。
あるのか。

それだけの。
頑丈さが。
強固さが。
堅牢さが。
強靭さが。

それだけの。
柔軟さが。
寛大さが。
しなやかさが。
おおらかさが。

この身に。
この心に。
あると。
宿っていると。
巣食っていると。

そいつを。
そのことを。
信じられるのなら。
そいつが。
確かだと思えるのなら。

迷うこともない。
躊躇うこともない。
悩むこともない。
逡巡することもない。
踊り続ける、歌い続ける。

弾むままに。
揺れるままに。
跳ねるままに。
震えるままに。
いってしまおう、やってしまおう。

タフに。ラフに。



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