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2017/12/27 Wed *師走の街 / T-Bone Walker

20171227funkytown


誰も。
彼もが。
走る。
走らされる。
そんな季節。

だから。
だからこそ。
立ち止まって。
辺りを見回して。
見失わない様に。

この街。
この季節。
心を。
亡くした様に。
駆け抜けるだけ。

それだけでは。
見えてこない。
そんなものもある。
少し。
余裕を持ってみれば。

面白いもの。
心、踊るもの。
そんなものが。
あそこにも。ここにも。
そう。

誰も。
彼もが。
踊る。
踊りだしたくなる。
そんな季節でもある。

『Funky Town』'68年リリース。
Tボーン・ウォーカーのブルースウェイでの2枚目のアルバム。
Tボーンと言えば。何と言ってもモダン・ブルースの父であって。
その呼称の大元となった邦題が冠されたアルバムでも紹介された。
'40年代、キャピトル等への録音が先ず、第一に聴かれるべき、評価されるべき。
何と言っても。そこからモダン・ブルースの歴史が始まっているので異論は無いのですが。
それだけでも無いのだよと。その後のTボーンにも聴くべきものは多いのだと。
特にブルーズウェイでの2枚のアルバム。そこでのファンクへの接近。
Tボーン程の大御所がそれを嬉々として、生き生きとやっている。その艶と瑞々しさ。
Tボーンのブルースに喰らいつくなら、ここまでは味わい尽くそうぜと思うのです。
ファンクへの接近。それは時代の、そしてそれを受けてのレコード会社の要請だったかも。
それを既に初録音から約40年と言う大ベテランのTボーンが快諾して。
しかもものの見事に、そのファンクの波を乗りこなしている。その凄さ、その素晴らしさ。
元々ブルースだけでなく、ジャズにも親しみ。幅広い音楽性を有していたTボーン。
その柔軟さと、その懐の深さと。それが故のなせる業だったのかなと。
そして。件のギターを背中で弾いたり、股割をやったりと。パフォーマンスにも長けていて。
芸能としての、ダンス・ミュージックとしてのブルースの役割も熟知していた。
それも、この時代に。最先端の踊れるブルースとしてファンクを躊躇なくやれた所以かなと。
そして。そのB.B.キングをも魅了し、その発想の源泉ともなったギターの響き。
それはこのアルバムでも。実に何とも自由自在で流麗で。唯一無比の存在感を発揮していて。
やはり、心、震わされ、浮き立たされ。そして心、踊らされてしまうのです。

誰も。
彼もが。
走る。
走り出さずにはいられない。
そんな季節。

だから。
だからこそ。
踏み止まって。
辺りを見回して。
見過ごさない様に。

この街。
この季節。
心を。
亡くすままに。
駆け去るだけ。

それだけでは。
見えはしない。
そんなものもある。
少し。
余白を残してみれば。

楽しいもの。
心、踊るもの。
そんなものが。
あそこにも。ここにも。
そう。

誰も。
彼もが。
踊る。
踊らずにはいられない。
そんな季節でもある。

あの人も。
この人も。
走る。
走らされる。
そんな街。

あの人も。
この人も。
走る。
走り出さずにはいられない。
そんな街。

心を。
亡くした様に。
駆け抜けるだけ。
亡くすままに。
駆け去るだけ。

少し。
余裕を持ってみれば。
余白を残してみれば。
それだけではないと。
見えてくるかもしれないと。

面白いもの。
心、踊るもの。
そんなものが。
あそこにも。ここにも。
あるのだと。

楽しいもの。
心、踊るもの。
そんなものが。
あそこにも。ここにも。
あるのだと。

誰も。
彼もが。
走る。
走らされる。
師走の街を。

誰も。
彼もが。
踊る。
踊らずにはいられない。
師走の街へと・・・ね。



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