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2017/12/28 Thu *揺り動かそう / Etta James

20171228rocksthehouse


さぁ。
もう。
兎に角。
有無を言わせず。
揺り動かそう。

ここまで。
きたら。
きてしまったら。
下手な考えは。
休むも同じ。

そう。
ここまで。
きたら。
頼りになるのは。
頭ではない。

そう。
こんな時は。
体が。
感じるもの。
そいつが総て。

震えるなら。
奮うなら。
もう。
そのままに。
任せてしまえばいい。

余計な。
あれも。
これも。
振り払ってしまおう。
揺り動かそう。

『Rocks The House』'63年リリース。
チェスの女帝として君臨していたエタ・ジェイムス。
そんなエタの初めてとなるライヴ・アルバム。
その熱く、迫力満点の歌声、ステージが余すところなく捉えられています。
収録されたのはナッシュビルのクラヴで臨場感もたっぷりで。
エタの煽りも、応える観客の反応も。実に生々しいものがあります。
このアルバムの制作にはチェスも並々ならぬ気合が入っていた様で。
録音機材も、バンド・メンバーも厳選されたものだったと言われています。
チェスでは「At Last」に代表される様なポピュラーなバラードで人気を得ていたエタ。
しかし。その本領はR&B、ブルースでこそ発揮されると。
その路線に舵を切ったのが「Something's Got A Hold On Me」の大ヒットで。
このゴスペルを思わせるジャンプ・ナンバーでエタは新しい時代へと突入。
そのナンバーのド迫力のライヴ・ヴァージョンがこのアルバムの頭に収録されていて。
その勢いのままに一気に沸騰するこのアルバムが。新時代のエタを決定づけたと。
そう。エタの長いキャリアの中でも実は重要な位置にあるアルバムなのです。
「What I Say」「Money」「Ooh Poo Poh Doo」「Wake Up This Morning」と。
ライヴならではの、他のアーティストで著名なナンバーが数多く収録されていますが。
そのいずれをも、自身の歌として、聴かせてしまう。エタの歌の力は実に見事なものです。
まさに火を吹いているかの如くの歌声で。その迫力、そして凄味は尋常ではなくて。
もう胸倉を掴まれて、説教されている様な、殴られているかの様な。
やはり、エタにはこのスタイルこそが合っているのだなと、思わざるを得ません。
アルバム・タイトル通りに。会場を、ハコをロックさせる、揺り動かすエタなのです。

さぁ。
もう。
兎も有れ。
問答無用で。
揺り動かそう。

ここまで。
きたら。
きてしまったら。
三十六計も。
役には立たない。

そう。
ここまで。
きたら。
頼むところは。
理ではない。

そう。
こんな時は。
心が。
感じるもの。
そいつが総て。

振るえるのなら。
昂るのなら。
もう。
そのままに。
任せてしまえばいい。

余分な。
あれも。
これも。
振り落としてしまおう。
揺り動かそう。

もう。
ここまで。
きたのだ。
きてしまったのだ。
そういう事だ。

そう。
ここまで。
きたのだ。
きたしまったのだ。
そういう時だ。

是非も無い。
下手な考えは。
休むも同じ。
頼りになるのは。
頭ではない。

是非に及ばず。
三十六計も。
役には立たない。
頼むところは。
理ではない。

体が。
感じるもの。
心が。
感じるもの。
そいつが総て。

震えるなら。
奮うなら。
振るえるのなら。
昂るのなら。
そのままに。

あれも。
これも。
振り払ってしまおう。
振り落としてしまおう。
揺り動かそう。



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