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2018/01/16 Tue *少しばかり / The Kinks

20180116kindakinksrhino


大した。
ことではない。
たぶん。
そんなに騒ぐほど。
そこまでじゃない。

ただ。
どうも。
少しばかり。
何かが。
引っ掛かっている。

ほんの。
僅か。
目に見えないくらい。
その程度に。
何かがずれている。

そいつが。
どうやら。
歪ませる。
どうやら。
曲げてしまう。

だから。
時に。
歩みが止まって。
蹲って。
頭を抱えてしまう。

これで。
このままで。
良いのかと。
そもそも。
ここは何処なのだろうと。

『Kinda Kinks』'65年リリース。
キンクスの英国における2ndアルバム。
今回載せているのはライノからの再発盤で。
何故かジャケットは米国盤のデザインで内容は英国盤となっています。
ライノの仕事ですからね。敢えてのこの仕様でしょうが。ややこしいかな。
1stアルバムではカヴァーの比重も大きかったのですが。
「You Really Got Me」の大ヒットで発言権を増したのか。
このアルバムでは2曲を除いてはレイ・デイヴィスの手によるオリジナルとなっています。
ヒット曲が「Tired Of Waiting For You」しか収録されていないので。
全体的に地味な印象を抱かせるアルバムですが。その地味さもキンクスと言うか。
弾けるにしても、輝くにしても。完全に振り切りはしないところ。
もう少し、あと少しのところで。止まっていると言うか。いきそうで、いかないところ。
この、もどかしいところ。これこそがキンクス、レイならではだと思うのです。
アコースティックなナンバーも増えていて。一筋縄ではいかないぞと。
「Dancing In The Street」のカヴァーもあったりはするのですが。
それも、どうにも煽情的ではなくて。何となくヘナヘナと踊っている感じがすると。
「Tired Of Waiting For You」そして「Something Better Beginning」など。
今でも代表作と呼ばれるナンバーにおける、歪んだひねくれ具合などと共に。
そこにはレイの明確な意思があるかなと。一筋縄、ストレートではいかないぞと。
「You Really Got Me」の恩恵は享受するものの。その路線だけでは走らないぞと。
何とも頑固で、何とも意固地で。何ともひねくれもの。素直じゃないのですが。
それがアルバム・タイトルの少しばかり(Kinda)なる言葉にも表れているかなと。
ちょっとだけ手の内を見せるから、ちょっとだけ応援してよみたいな・・・

大した。
ものではない。
たぶん。
そんなに悩むほど。
そこまでじゃない。

ただ。
どうも。
少しばかり。
何かの。
加減が狂っている。

ほんの。
僅か。
指にも触れないくらい。
その程度に。
何かが外れている。

そいつが。
どうやら。
歪にする。
どうやら。
押し潰してしまう。

だから。
暫し。
歩みが止まって。
屈んで。
呻吟してしまう。

これを。
このままで。
良しとするのかと。
そもそも。
ここは何なのだろうと。

別に。
それほど。
騒ぐほどの。
悩むほどの。
そこまでの。

大した。
ことではない。
ものではない。
そんなもの。
その程度のもの。

ただ。
どうにも。
目に見えないくらい。
その程度の。
何かが引っ掛かってしまう。

ただ。
どうにも。
指にも触れないくらい。
その程度の。
加減が狂ってしまう。

少しばかり。
何かが。
ずれている。
外れている。
そいつが。

歪ませる。
曲げてしまう。
歪にする。
押し潰してしまう。
そいつが。

時に。暫し。
歩みを止めて。
頭を抱えさせる。
屈んで。
呻吟させる。

少しばかり。
歪んだ世界の中。
少しばかり。
手の内を探って。
見定めようとしている。



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