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2018/01/17 Wed *僕らはみんな生きている / The Yardbirds

20180117fiveliveyardbirdsmono


僕らは。
みんな。
生きている。
だから。
歌うのだ。

まぁ。
そんなに。
気張らなくても。
歌いたいから。
歌うのだ。

別に。
深く。
難しく。
考えたわけじゃない。
そんなものじゃない。

別に。
何か。
特別な。
目的があるのでもない。
そんなものじゃない。

ただ。
気が合う。
仲間が集まって。
音を出してみたら。
楽しかっただけのこと。

馬鹿な頭でも。
わかること。
それならば。
歌ったら楽しいぞと。
それで。歌うのだ。

『Five Live Yardbirds』'64年リリース。
ロンドンは、マーキー・クラブで収録されたヤードバーズのライヴ・アルバム。
そして記念すべきデビュー・アルバムでもあります 。
ライヴ・アルバムでデビューと言うのは、そう多くは無いと思うのですが。
レギュラーだったマーキーでの。熱気溢れるステージがそのまま捉えられていて。
街の噂になっていたであろう、ヤードバーズの魅力を見事に伝えています。
バンドの演奏は熱く迫力充分だし、観客の熱狂振りも凄まじいし。
臨場感溢れる傑作ライヴ・アルバムとなっています。音圧も凄まじく。
当時としては驚異的に録音状態もいいと思われ。レコード会社も気合が入っていたなと。
さて。このアルバムの売りものと言えば。既に“スロー・ハンド”とMCで紹介されている。
エリック・クラプトンの、ギターだと言うのが未だに定説となっていて。
それでのみ語られていると言うか、それ以外の言及はあまり目にもしないのですが。
いや、確かに。既にクラプトンのギターは素晴らしいし、それは魅力的ではありますが。
ちょっと待てよと。それだけじゃないぞと。それだけでは語れない側面もあるのだぞと。
その。それだけじゃないのがキース・レルフのヴォーカルとブルース・ハープかなと。
キースと言うと。声量が無いだの、線が細いだのと。やたらと低評価が目立ちますが。
それは最後までヤードバーズと運命を共にしたが為なのかなと。
それ故に、無意味にロバート・プラントと比較されてしまったきらいはあるかなと。
確かに。力強さには欠ける面もあるし。決して上手いヴォーカリストでは無いのですが。
その蒼く性急なヴォーカルとハープの。その鋭さや危うさ。
それが生み出す、そのスリリングでパンキッシュな魅力は侮り難いものがあって。
このアルバム、このライヴにおいてもクラプトンと互角に渡り合っているのです。
全編R&Bやブルースのカヴァーをビシッと決めてみせる。
そんなクールなヤードバーズのフロントに立って。バンドを追いたてるかの如くだった。
そんなレルフの歌声、その個性もヤードバーズの売りものだったのだと思うのです。
そして。何よりも。クラプトン、キースを含めたメンバー五人が。その演奏が、歌声が。
生き生きとしている。まさに五人が生きている・・・観客も生きている。その躍動感と臨場感が堪らないのです。

僕らは。
みんな。
生きている。
だから。
集うのだ。

まぁ。
そんなに。
気張らなくても。
集いたいから。
集うのだ。

別に。
深く。
難しく。
考える必要もない。
そんなものでもない。

別に。
何か。
殊更に。
求めるものがあるのでもない。
そんなものでもない。

ただ。
気が合う。
仲間に声をかけて。
集まってみたら。
笑顔になれただけのこと。

馬鹿な頭でも。
わかること。
そうなのだ。
集まったら笑えるぞと。
それで。集まるのだ。

別に。
何か。
特別な。
何かを期待してはいない。
そいつは必要ない。

別に。
何か。
殊更に。
何かを要求してもいない。
そいつも必要ない。

別に。
深く。
難しく。
考えたりもしない。
考えるまでもない。

別に。
深く。
難しく。
計算したりもしない。
計算するまでもない。

ただ。
気が合う。
仲間に声をかけて。
集まってみただけのこと。
それだけのこと。

ただ。
気が合う。
仲間が集まって。
音を出してみただけのこと。
それだけのこと。

馬鹿な頭でも。
わかるほど。
そいつが。
楽しかった。
それだけのこと。

だから。
集まって。歌うのだ。
僕らは。
みんな。
生きている。

そんな、大袈裟なことでもないさ。



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