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2018/01/26 Fri *血も涙も / Bob Marley And The Waillers

20180126liveukorg


血も。
涙も。
それにまつわる。
何もかも。
あるのだよ。

俺にも。
貴方にも。
貴女にも。
誰かにも。
皆にね。

そう。
だから。
俯いてしまった。
顔を。
もう一度上げて。

唇を。
噛んででも。
眼を。
腫らしたままでも。
それでも。

未だ。
笑えるぜと。
また。
笑えるぜと。
口にしてみるのだ。

その為なら。
今日は。
今夜は。
泣いても。
泣き通しても構わない。

『Live !』'75年リリース。
ボブ・マーリー&ウェイラーズの傑作ライヴ・アルバム。
アイランドと契約して世界への進出を決めたボブでしたが。
白人達にもわかるサウンドをと言われたことにボブの盟友であった二人。
バーニー・ウエィラーとピーター・トッシュが脱退してしまい。
コーラス隊であるアイ・スリーズを参加させるなどしてバンドを再編して。
その編成での2枚目となるアルバムが、このアルバムだったのです。
収録されたのはロンドン。そしてその年のうちにリリースと。
ボブの置かれていた状況、そしてアイランドの力の入れようもわかろうかと。
言わば、世界への船出の時期、そしてある意味で過渡期の姿が捉えられていると。
恐らくはボブの中にも自信と共に不安、緊張もあったかと思われて。
その緊張感が、ボブのレゲエに新たな進化、変化をもたらしたのだろうなと。
コアなレゲエ・ファンからすればロックにすり寄ったと言うことにもなるのかも。
しかし、ロックをも吸収したことによって、より幅広い層へ、世界へとアピールを果たし。
このアルバムと、「No Woman, No Cry」のヒットによって。
ボブ、そしてレゲエそのものが急速に世界に広がり多くの人々の心を捉えたのですよね。
柔軟にして、強靭なリズムを叩き出すバレット兄弟によるリズム隊。
そして。美しく、温かな歌声を響かせるアイ・スリーズによるコーラス。
(このツアーにはジュディ・モワットは不参加だったとの説もありますが・・・)
そんなバンドを、そして観客をも自在に指揮し高みへと上らせ、昂らせ、慰撫するボブ。
大きな共振が、共鳴が生まれ、そして広がっていく様が実に何とも見事なのです。
肌の色とか、信じるものとか。そんなものが異なったとしても。通ずるものはあると。
共に思い、共に感じられる。そんな瞬間もある。だから立ち上がり、笑おうぜと。その力強さに震えます。

血も。
涙も。
それが生まれる。
何もかも。
あるのだよ。

俺にも。
貴方にも。
貴女にも。
誰かにも。
皆にね。

そう。
それでも。
俯いてしまった。
顔も。
何度でも上げればいい。

唇に。
血が滲んだままでも。
涙の。
跡が乾いていなくても。
だからこそ。

まだまだ。
笑ってやるのだと。
何度でも。
笑ってやるのだと。
言葉にしてみるのだ。

その為なら。
今日は。
今夜は。
泣いてしまおう。
涙の海で溺れても構わない。

俺にも。
泣きたい夜はある。
涙が零れる夜もある。
そうさ。
それがどうした。

貴方にも。
泣きたい夜はある。
涙が溢れる夜もある。
そうさ。
それだけのこと。

貴女にも。
泣きたい夜はある。
涙が零れる夜もある。
そうさ。
それがどうした。

誰かにも。
泣きたい夜はある。
涙が溢れる夜もある。
そうさ。
それだけのこと。

皆にね。
血が。涙が。
滲む思いがある。
乾かない思いもある。
それがどうした。

血も。
涙も。
あるから。
共に思い、共に感じる。
それだけのこと。それでいい。



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