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2018/01/30 Tue *ここはひとつ / Nils Lofgren

20180130flip


ここはひとつ。
弾みをつけて。
軽く。
飛び越えて。
やってみるかと。

どうやら。
助走の。
感触は。
それほど。
悪くもないみたいだし。

それなら。
このまま。
弾むまま。
そのまま。
跳ねてしまおうかと。

それで。
活きるのなら。
転がるのなら。
やってしまえばいい。
止める必要はない。

範囲外でも。
やり過ぎでも。
構わない。
誰もやらずに。
それで弾まないなら。

誰でもない。
俺達が。
弾みをつけてやるのも。
ここはひとつ。
ありかもしれない。

『Flip』'85年リリース。
永遠のロック小僧、ニルス・ロフグレン。
8枚目となるソロ・アルバムにして最大(?)のヒット作。
ちょうどマイアミ・スティーヴンの後任として。
ブルース・スプリングスティーンのバンドに加わりツアーにも参加してと。
かの『Born In The U.S.A.』の大ヒットにも大いに貢献して。
その勢いに乗って制作されたのがこのアルバムだったと言うわけでした。
その『Born In The U.S.A.』そして、スティーヴンの『VOICE OF AMERICA』と。
兄弟アルバムとも言えそうな、似通った部分もあるアルバムで。
そのサウンド、あの時代特有のスネア・ドラムとシンセの音は如何なものかと思いますが。
それでも尚、弾けまくるニルスの切れ味鋭いギターが心地よいのですよね。
フィンガー・ピッキングなのかな。独特のトーンが美しくもあってニルスらしいなと。
さて。ニルスと言えば。ジャケットにもなっているバック宙、とんぼ返り。
ブルースのツアーでも頻繁に跳んでいたニルスの十八番のアクションですが。
どうやらアルバム・タイトルもそれを意味している様で。更に言えば。
ニルスの弾むギターそのものが、とんぼ返りの様な躍動感と軽やかさに満ちているなと。
アンディ・ニューマークをドラムスに迎えたバンドに支えられて。いつも以上に跳ねている。
それがメロディにも表れていて。何とも堪らなくご機嫌だったりするのですよね。
10代でデビューして、あのニール・ヤングにも信頼されていて。
しかし、その実力の程には派手な表舞台とは縁が無かったニルスです。
少しばかりブルースに近づき過ぎ、そしてやはりあの時代のサウンドは気に障りますが。
ここはひとつ。ニールの晴れ舞台として。そのやり過ぎとも思える弾み振り、跳ねっ振りに乗せられてしまおうと。

ここはひとつ。
弾みをつけて。
少し。
飛び越えて。
いってみるかと。

どうやら。
序章の。
反応は。
それほど。
悪くもないみたいだし。

それなら。
このまま。
弾めるのなら。
そのまま。
跳んでしまおうかと。

それで。
起ち上れるのなら。
輝けるのなら。
いってしまえばいい。
止まる必要はない。

範疇外でも。
いき過ぎでも。
構わない。
誰もいかずに。
それで弾めないなら。

誰でもない。
俺達が。
弾んでみせてやるのも。
ここはひとつ。
ありなのだろう。

そうさ、
最初から。
少し。
外れている。
そんなところだ。

そうさ。
いつでも。
少し。
逸れている。
そんなものだ。

それでも。
そいつは。
端から。
覚悟している。
そんなところだ。

それでも。
そいつを。
大いに。
楽しんでいる。
そんなものだ。

そうさ。
活かしたいと。
転がせたいと。
それを。
目指してやってきた。

そうさ。
起ち上らせたいと。
輝かせたいと。
それだけを。
求めてやってきた。

だから。
ここはひとつ。
調子に乗って。
弾んでやろう。
跳んでやろう。

それで、
弾ませてしまおう。
跳ねさせてしまおう。
ここはひとつ。
調子に乗って。



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