« 2018/02/02 Fri *求めるままに、そのままに / Dr. Feelgood | トップページ | 2018/02/04 Sun *暴動と幻影 / The Clash »

2018/02/03 Sat *揺れる街並 / The Jam

20180203thisisthemodernworld


揺れる。
揺れる。
揺れる。
心。
映し鏡の・・・

いつも。
同じで。
いつまでも。
同じで。
それでいられれば。

そう。
そうしようと。
思って。
務めては。
いるけれど。

否。
そう思う。
そう務める。
それ自体が。
揺れている証で。

どうする。
こうする。
どうしよう。
こうしよう。
揺れる。揺れる。

模索。
焦燥。
それでも。
何とかと。
揺れる心のまま。

『This Is The Modern World』'77年リリース。
1stアルバムから数か月でリリースされたジャムの2ndアルバム。
ジャムのアルバムの中では比較的地味な存在にとどまっている。
そんな印象があるのは1stが鮮烈過ぎたのと。3rd以降の進化が激しかったから。
そう。まさに早くも2枚目にして過渡期を迎えたのだと思わされたアルバム。
早すぎるのではと思う反面、それだけジャム、ポール・ウェラーは疾走していたと。
そして1stアルバムのままに、そのままに安定することを良いとはしなかったのだなと。
今、考えるとポールらしいなと。当時は、あれ、もう失速しちゃったのかなと。
なんかすっかりモッズの兄貴的なイメージが定着して、男気溢れてみたいに語られますが。
ポールは、その実。存外に悩んだり、揺れたり。そんな揺らぎの多い人だと思うのですよね。
パンクの波に乗って出てきたものの、モッズとしてのアイデンテティは失いたくないと。
それをどう表現していくのか、どう貫いていくのか。そこは相当に考えたはずで。
このアルバムでは、何かもう影響を受けたバンドやアーティストが透けすぎてしまうとか。
少しばかりいじり過ぎて、どうにも歯切れの悪いナンバーがありもして。
アルバム・タイトルの様に、その社会、街のまさに今を生きる若者でありながら。
それに馴染めない、モッズが闊歩していた時代に焦がれる気持ちもあってと。
それを己の内側でどう折り合いをつけて、どう社会に発信していくのか。苦悩したかなと。
そして。恐らくはその結論が。好きなことを好きなようにやると。スタイル云々ではないと。
それが端的に表れているのがアルバムを締めくくる「In The Midnight Hour」のカヴァー。
モッズのアンセムでもあるソウル・ナンバーを思いっきりアップ・テンポでやってしまう。
この開き直りとも言える境地。ここに達したことで、その後の進化、展開が可能になったと。
そう考えると。このアルバム、過渡期は必要なものであったのだなと納得がいくかな。
ただ、スカタン・・・スタカンになると開き直りが過ぎて、策を弄し過ぎているようにも思えるのですけどね・・・

揺れる。
揺れる。
揺れる。
心。
映し出すのは・・・

どこも。
同じで。
どこまでも。
同じで。
それでも良ければ。

そう。
そんなものだと。
思って。
抑えては。
いるけれど。

否。
そう思う。
そう抑える。
それ自体が。
揺れている証で。

どうにも。
こうにも。
どうしようにも。
こうしようにも。
揺れる。揺れる。

暗中。
焦慮。
それでも。
何かはと。
揺れる心のまま。

たぶん。
恐らくは。
それ程の。
ことでは。
無いのだが。

僅かに。
微かに。
何かが。
ずれていて。
ぼやけていて。

掴めずに。
捉えられずに。
足踏み。
後戻り。
空回り。

そんな時も。
そんな日も。
あるのだろうと。
言い聞かせながらも。
思いながらも。

どうにも。
こうにも。
どうしようにも。
こうしようにも。
揺れる。揺れる。

模索。
焦燥。
暗中。
焦慮。
そんな心。

揺れる心の。
映し鏡。
映し出すのは。
揺れる。揺れる。
揺れる街並・・・



web拍手 by FC2

|

« 2018/02/02 Fri *求めるままに、そのままに / Dr. Feelgood | トップページ | 2018/02/04 Sun *暴動と幻影 / The Clash »

001 British Rock」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2018/02/03 Sat *揺れる街並 / The Jam:

« 2018/02/02 Fri *求めるままに、そのままに / Dr. Feelgood | トップページ | 2018/02/04 Sun *暴動と幻影 / The Clash »