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2018/02/08 Thu *邪道も王道 / Screamin' Jay Hawkins

20180208frenzy


そうさ。
きっと。
こいつは。
乱心。
その類。

正しいのは。
理論的なのは。
筋が。
通っているのは。
そっちなのだろう。

それが。
どうした。
そうだとしても。
それは。
世間の話。

そこから。
逸れて。
はみ出した。
俺には。
関係ない。

正しいのは。
理論的なのは。
筋が。
通っているのは。
こっちなのだ。

否。
正しいとか。
論理的とか。
筋とか。
どうでもいい。ただ通すだけ。

『Frenzy』'82年リリース。
怪人、スクリーミング・ジェイ・ホーキンス。
そのオーケイ時代、'56年~'57年の音源による編集アルバム。
もう、先ずはこのジャケット。これだけで最高だなと。
ブルース、R&B、ロックンロール、どこにも収まらないその個性。
唯一無比の、その世界をこれだけ端的に馬鹿馬鹿しく表しているのは凄いなと。
しかも。実際にこのスタイル、このギミックでライヴをやっていたと言う。
今では、それこそプロレスの世界でもやらないと言うか。
これ、世知辛い今の時代では許されないデフォルメされたキャラクターだよなと。
アリス・クーパーに先んじること十数年、シアトリカル・ロッカーの元祖だったと。
さて。そのスタイル同様に、その歌声、その歌唱法もあまりに独特で。
巧拙とかは問えないと言うか、どうでもよくて。もうその異様な説得力の前に平伏すると。
外連味とハッタリ。もうそれだけで勝負している様な、その潔さが心地よいかなと。
お前に呪いをかけてやると、おどろおどろしく迫る「I Put A Spell On You」の。
そのあまりに異様で、あまりに迫力に満ち過ぎて。思わず笑ってしまう様。
そこにその真骨頂が凝縮されている。他のナンバーもほぼほぼ同じノリなのも素晴らしく。
実は数多のカヴァーがある「I Put A Spell On You」なのですが。
いや、これは本家に敵うものは無いだろうと。その実、振られた女に戻ってきてくれと。
只管、懇願する、戻ってきてくれないと呪ってやるぞって情けない歌だったりしますが。
何でも一説では実体験を歌にしたらしく。しかも歌っていたら戻ってきたと言う・・・
本当に、ヴードゥーの秘術が使えたのではなんて。そんな妄想もしたくなりますが。
それほどに。我が道を行く、反骨の、邪道を王道とする程の問答無用の説得力が堪らないのです。

そうさ。
きっと。
こいつも。
逆上。
そんなもの。

正しいのも。
理論的なのも。
筋が。
通っているのも。
そっちなのだろう。

それが。
どうした。
百も承知だが。
それは。
社会の話。

そこから。
外れて。
弾き出された。
俺には。
関係ない。

正しいのも。
理論的なのも。
筋が。
通っているのも。
こっちなのだ。

否。
正しくなくても。
非論理的でも。
筋も。
どうでもいい。ただ貫くだけ。

そうさ。
およそ。
理屈なんかとは。
縁が無い。
そんなもの。

そうさ。
とても。
道義なんかとも。
縁が無い。
そんなところ。

世間。
とやらの。
正道が。
何であろうと。
構わない。

社会。
とやらの。
王道が。
どこであろうと。
関係ない。

無理も。
通せば。
道理になる。
ならば。
通すだけ。

情も。
貫けば。
流されない。
ならば。
貫くだけ。

乱心だとしても。
逆上だとしても。
外連味たっぷりに。
ハッタリをかまして。
押し通す。

通せば。
貫けば。
反骨と共に。
我が道を。
邪道も王道、それだけのこと。



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