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2018/02/21 Wed *深呼吸 / Booker T. & M.G.s

20180221greenonionsmonoukorg


焦れず。
慌てず。
そう。
震えがきそうな。
こんな日々だから。

呼吸も。
歩調も。
乱さぬ様にと。
一息。
深呼吸。

特別に。
何かを。
するのでもなく。
ましてや。
企むのでもない。

いつもと。
同じなのだと。
変わらないのだと。
言い聞かせて。
いつも通りに。

呼吸をする様に。
自然体で。
何事も。
ありのままに。
そのままに。

ふと。
つけ入られそうに。
なったのなら。
深呼吸。
そいつで我に返って。

『Green Onions』'62年リリース。
アルバム・タイトルそのままのネギのジャケット。
何やら香ばしい匂いが漂ってきそうなブッカー・T&ジ・MGズの1stアルバム。
ファンキーなサウンド、何やら香ばしく匂う、ならばネギかと。
かの「Green Onions」のタイトルは一説ではそんな軽い乗りで決まったとか。
未だバンド名もない、スタックスのハウス・バンドがスタジオの余り時間に演奏して。
たまたま聴いていたプロデューサーが気に入って、急遽シングル盤をリリースすることに。
メンフィスのグループだからと。これまた軽い乗りでバンド名も決まって。
そんな調子で。しかも当初はB面だったものが。ラジオで流れまくって。
それで再度A面としてリリースしたら、初期スタックスを代表する大ヒットになったと。
その勢いに乗って急遽制作されたのがこのアルバムだったりしたのですね。
そうしてめでたくデビューしたもの。待遇は変わらずに来る日も来る日もスタジオで。
オーティス・レディングを始めとするシンガー達のバッキングを務めて。
余りの時間にMGズとしてのレコーディングを行っていたのだそうです。
言うなれば。スタジオに入って演奏すること。それが誰と一緒であれ、自分達だけであれ。
それはごく自然の事、当たり前の事。呼吸をするのと同じ事。そんな日常だったからこそ。
そのクールなカッコ良さの象徴が「Green Onions」なのですが。
アルバム全編に渡って、スタックスの屋台骨を支え続けた実力の程が感じられるのです。
それも。何の気負いも無さそうに。自然体、日常の延長でやっている様にも思えて。
実際に、スティーヴ・クロッパーによれば特に日常に大きな変化が無かったので。
後に、欧州ツアーに出るまでは。自分達が人気者になっていることに気づいていなかったと。
たぶん。そんなスティーヴさん達の姿勢、人柄が。オーティス達にも愛されたのかなと。
深呼吸して。スタジオのドアを開けたら。後はいつもと同じ、ご機嫌に歌えると。
そんな空気に包まれていたのだろうなと。そんなMGズの素晴らしさ、凄味さを感じてしまいます。

焦らず。
急かず。
そう。
崩れ落ちそうな。
こんな日々だから。

呼吸も。
歩調も。
保てる様にと。
一息。
深呼吸。

特別に。
何かが。
起きているのでもなく。
ましてや。
起こせるものでもない。

いつもと。
変わりはしないのだと。
続いているのだと。
口に出してみて。
いつも通りに。

呼吸をする様に。
自然体で。
総ては。
構えないままに。
そのままに。

ふと。
魅入られそうに。
なったのなら。
深呼吸。
そいつで己を取り戻して。

どうにも。
上へ。
下へ。
そんな風に。
乱れがち。

どうにも。
右が。
左が。
目に、耳に。
気になりがち。

どうにも。
前へ。
先へ。
身も、心も。
先走りがち。

ましてや。
震えがきそうな。
崩れ落ちそうな。
こんな日々だから。
どうしても。

だからこそ。
乱さぬ様にと。
保てる様にと。
保てる様にと。
一息。
深呼吸。

いつもと。
同じなのだと。
変わらないのだと。
ありのままに。
そのままに。

いつもと。
変わりはしないのだと。
続いているのだと。
構えないままに。
そのままに。

つけ入られる。
魅入られる。
魔が入り込む。
その前に。自然体だと。
深呼吸。



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