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2018/03/03 Sat *ハートに風穴 / Queen

20180303sheerheartattackukorg


胸を。
心を。
撃てないのなら。
その気も無いのなら。
なんなのだと。

何故。
そこにいる。
息をしている。
生きている。
語れるのかと。

漠然と。
漫然と。
それも。
いいだろう。
そんな時もあるだろう。

でも。
いつでも。
のべつ幕なし。
のんべん。
だらりん、と。

悪いが。
そんな澱みに。
そんな馴合いに。
構っている。
暇などありはしない。

ハートに風穴。
その心意気。
そこ覚悟。
細やかでいい。
抱いていたいのだ。

『Sheer Heart Attack』'74年リリース。
クイーンのターニング・ポイントとなった3rdアルバム。
前作で一つの極みに達したとも言えるクイーン。
特にサイド・ブラックにおけるフレディ・マーキュリーの才能の覚醒。
それは見事と言えば、あまりにも見事なものだったと今にして痛感するのですが。
商業的成功と言う観点からすると満足のいくものではなかったのかなとも。
確かに難解と言えば難解。変態的と言えば変態的に過ぎたのかもですが。
そこで。達した極みから下りることなく。よりキャッチーにわかりやすくと。
そう。理想は理想。でも。表現は表現。そして芸能は芸能であると。
クイーンが英国の国民的バンドとなり、そして更には世界中で愛されたその要因は。
それが総てだとは言いませんが。芸能としての完成度の高さ、親しみやすさがあったかなと。
その境地を切り拓いた、思い切ったのがこのアルバムだったのかと思うのです。
その象徴が「Now I’m Here」であり。そして何と言っても「Killer Queen」だったと。
ブライアン・メイによる「Now I'm Here」必殺のブリティッシュ・ハード・ロックですし。
フレディによる「Killer Queen」がセンチメンタルでメランコリック、そしてキャッチーで。
誰もの胸に迫り、残り、そして口ずさませてしまう。そのメロディ、その構成。
実際のところ、「Killer Queen」でクイーンを意識したと言う人はかなりの数でしょうし。
それほど熱心なクイーンのファンでなくても「Killer Queen」は知っているかなと。
かなりバラエティに富んだナンバーが収録されていて。懐の深さを感じさせつつ。
「Killer Queen」を始めとしてロックと言えないナンバーを一気に聴かせてしまう。
そこにこの時期のクイーンの勢いと力量を感じます。まさに胸に風穴を空けられるなと。
そうそう。疾走感に溢れたロジャー・テイラーの「Sheer Heart Attack」が。
この時点ではボツになったのは。激し過ぎて穴が大きくなり過ぎると危惧されたのかな・・・

胸を。
心を。
貫けないのなら。
その気にもなれないのなら。
なんなのだと。

何故。
ここにいる。
立っていられる。
笑っていられる。
語れるのかと。

曖昧に。
模糊に。
それも。
悪くはない。
必要な時もあるだろう。

でも。
いつでも。
どんな時でも。
止め処無く 。
だらだら、と。

悪いが。
共に沈んで。
傷の舐め合いを。
している。
遑などありはしない。

ハートに風穴。
その心意気。
そこ矜持。
一握りでいい。
抱いていたいのだ。

何も。
伝えないのか。
伝えたくないのか。
それで。
構わないのか。

何も。
しないのか。
流されるままなのか。
そこに。
安住してしまうのか。

誰かを。
待つだけ。
頼るだけで。
そのまま。
無為に時を過ごすのか。

漠然も。
漫然も。
破れるのは。
己の思い。
それでしかない。

曖昧も。
模糊も。
崩せるのは。
己の望み。
それでしかない。

澱みに。
沈み込み。
馴れ合いに。
癒されてしまう。
その前に。

胸を。
心を。
撃て。
貫け。
ハートに風穴。

空けてみせろ。



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