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2018/03/09 Fri *より激しく、より明るく / Original Soundtrack

20180309thehardertheycomeostjm


より激しく。
より明るく。
それこそが。
生き伸びる。
コツなのだろうかと。

どっちを見ても。
どう考えても。
どうにも。
こうにも。
八方塞がりに思われて。

見せかけの。
美しさや。
優しさや。
そんなものに。
惑わされている内に。

どんどん。
狭くなり。
どんどん。
許されなくなり。
がんじがらめで。

寛容も。
許容も。
否定されるのが。
当たり前の。
そんな世界で。

奴等が。
薄ら笑いを浮かべて。
迫ってくる。
だからこそ。
より激しく、より明るくと。

『The Harder They Come』'72年リリース。
ジミー・クリフが初めて主演した映画のオリジナル・サウンドトラック・アルバム。
ジミーを始めとしてメイタルズやデスモンド・デッカーのナンバーも収められていて。
ロック・ステディからルーツ・レゲエへと時代が変わって。
レゲエがいよいよジャマイカから世界へと出ていく瞬間のその空気を捉えた。
そんなオムニバス・アルバムとして聴くこともできるのかなと思います。
映画は、ジャマイカ版イージー・ライダーとかも称されていたと記憶していますが。
確かに、描かれている物語、漂うものには似通ったものもあって。
言わば、ジャマイカン・ニュー・シネマの様な存在だったのかとも思いますが。
ジミー演じるシンガー志望の青年のギラギラした目つきが印象的で。裏切られ、抑圧されて。
それでも諦めすに希望を掴みかけたと思ったら・・・無常で無残な死が待っていて。
その死の瞬間まで。ひたすらに走り続けていたりして。その姿が何とも無常で。
しかし。特にこのアルバムを聴いていると。悲愴とかとは異なると感じられるのは。
奏でられる、歌われる。そこにある、溢れている陽光の様な明るさの故だったりすると。
特にジミーの歌声は。そこには底抜けの陽性の、光り輝く温かい明るさを感じるのです。
「The Harder They Come」にしろ「You Can't Get It If You Really Want」にしろ。
そして「Many Rivers To Cross」にしても、「Siting In Limbo」にしても。
大まかに言えば、厳しく、辛い現実から目を逸らすことなく。立ち向かう歌であるのですが。
悲壮な決意が感じられたりしますが。あくまでも上を、前を向いているのですよね。
自由でいることの難しさと、それでもそれを希求する意志の強さを明るく歌っていて。
勿論、深い絶望や、相応の覚悟があってこそですが。陽性であることの強さ。
そんなものが、特にジミーの歌声には宿っているのだなと、だから惹かれるのだなと思わされるのです。

より激しく。
より明るく。
それこそが。
生き残る。
コツなのだろうかと。

視野は狭められ。
思考の余地も奪われて。
どうにも。
こうにも。
袋小路に思われて。

薄っぺらな。
感動やら。
共感やら。
そんなものに。
眩まされている内に。

どんどん。
追い詰められて。
どんどん。
逃げ場も失われて。
行き止まりで。

感動も。
共感も。
利用されるのが。
当たり前の。
そんな世界で。

奴等が。
笑いを噛み殺して。
高みの見物を決め込む。
だからこそ。
より激しく、より明るくと。

どうにも。
こうにも。
八方塞がり。
袋小路。
間違いなくて。

見せかけの。
美しさや。
優しさや。
そんなものだけが。
持て囃されて。

薄っぺらな。
感動やら。
共感やら。
そんなものだけを。
押し付けられて。

どんどん。
許されなくなり。
がんじがらめで。
逃げ場も失われて。
行き止まりで。

寛容も。
許容も。
否定されて。
分断され。
孤立させられ。

そんな世界の。
片隅で。
辺土で。
激しくなるばかりの。
奴等の横暴に。

そんな世界の。
片隅から。
辺土から。
潰されずに。
闘い抜く為に。

より激しく。
より明るく。
寛容を貫いて。
許容を忘れずに。
やっていこう。

より激しく。
より明るく。
そうして。
生き延びてやろう。
生き残ってやろう。



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