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2018/03/25 Sun *何としてでも / 古井戸

20180325furuidonosekai


まぁ。
大概のことは。
何とかなる。
何とかする。
そんなものだ。

そりゃ。
そう簡単に。
いかないこと。
思い通りに。
いかないこと。

そんなことも。
稀に。
偶に。
否、結構頻繁に。
起きるけれど。

そこはそれ。
こっちだって。
それなりに。
経験値もあるからね。
身についているものもある。

それでも。
稀に。
偶に。
否、結構頻繁に。
そいつが通用しない時も。

でも。
そんな時でも。
腹を決めて。
ある意味、開き直って。
何としてでも、その思いだけで。

『古井戸の世界』'72年リリース。
古井戸の記念すべき初めてのアルバム。
既にエレックのオムニバス・アルバムとかに参加していたものの。
このアルバムで、いよいよ古井戸は本格的に世に打って出たと。
勿論、根底には熱く硬いものがあるのですが。感じられるのですが。
それを声高に叫ぶのではなくて。静かに、穏やかに。でも凛として問うてきたと。
加奈崎芳太郎の豊かな声量と、存在感のある歌声。そして仲井戸麗市、チャボの。
その抒情的とも言える、繊細で切ない世界と、ブルージーなギター。
この絶妙な取り合わせ、その実に何とも息の合ったやりとりが堪らなくて。
その骨太な詩情が、その響き、染み入ってくる様が古井戸の魅力なのですよね。
そして、極限の状況。恐らくは業界とか社会とかとの摩擦、衝突の中で。
実はかなり疲弊して、崩れ落ちそうになりながらも、土壇場で持ち超えて。
半ば開き直りの信条で、腹を決めて、打破するための思い、願い、闘志。
そんなものを歌い上げる「何とかなれ」の。破れかぶれの前向きさが刺さるかなと。
意図しないところで、妙に流行ってしまった故にチャボが好んでいないらしい。
「さなえちゃん」で歌われる憧憬の思いも。その実、かなり好きではあるのですが。
やはり、ここは「何とかなれ」に代表される古井戸の不敵な逞しさがいいかなと。
尤も。内心ではかなりビクビクもしていて、でも、それを意地でも噯にも出さない。
その粋がる、ええカッコしいの、頑固さもね。どうしようもなく好きかなぁ。
素直じゃないな、面倒くさいなと。でも、それがロックなのだよなとも。
そう、古井戸は、チャボは実に何とも骨太なロックだったと思うのです。

まぁ。
大抵のことは。
何とかなる。
何とかする。
そんなところだ。

そりゃ。
そう単純では。
ないこと。
予想の範疇に。
収まらないこと。

そんなことも。
稀に。
偶に。
否、結構頻繁に。
訪れるけれど。

そこはそれ。
こっちだって。
それなりに。
修羅場も潜っているからね。
身になっているものもある。

それでも。
稀に。
偶に。
否、結構頻繁に。
そいつが役に立たない時も。

でも。
そんな時でも。
腹を据えて。
根拠のない自信、それだけで、
何としてでも、その一念だけで。

そうさ、
大概は。
大抵は。
それ程の。
ことでもない。

実のところ。
焦って。
怯えて。
騒ぎ立てる。
ことでもない。

殆どのことは。
何とかなる。
何とかする。
それだけのこと。
そんなもの。

でも。
稀に。偶に。
否、結構頻繁に。
どうにもならない。
そんな思いに囚われる。

そう。
稀に。偶に・
否、結構頻繁に。
こいつは敵わない。
そんな感覚に足が竦む。

そんな時は。
腹を決めて。
腹を据えて。
何としてでも、その思いだけで。
何としてでも、その一念だけで。

何とかなる。
何とかする。
否、何とかなれと。
その思いで、その一念で。
何としてでも。何とかしてしまおう。



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