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2018/03/31 Sat *昂揚 / Wilson Pickett

20180331theexcitingwilsonpickett


燃えないと。
上がらないと。
楽しまないと。
そう。
昂揚しないと。

何が。
面白くて。
この。
退屈な世界で。
生きていけるのだと。

面倒くさいと。
どうでもいいと。
関係ないと。
言い訳している内に。
その機を逃すぞと。

勿体ない。
とんでもない。
どうせ。
もう。
それ程には長くない。

ならば。
今を。
この空気を。
そう。
この夜を。

燃えるが、ままに。
上がるが、ままに。
楽しまないと。
そう。
昂揚する、そのままに。

『The Exciting Wilson Pickett』'66年リリース。
ソウル界の燃える男、燃える闘魂?ウィルソン・ピケット。
そのピケットの、通算3枚目、アトランティックでの2枚目となるアルバム。
鋼鉄の喉を持つと言われたピケット、その激情のシャウター振りが堪能できるアルバム。
録音されたのは'65年~'66年で。場所はメンフィスと、そしてアラバマ。
そうスタックスのMGズと、マッスルショールズのフェイム・ギャングが参加していると。
何とも豪華な話ですが。アトランティックの社長、ジェリーウェクスラーが欲をかいたと。
それ程にピケットに惚れ込み。その歌声の魅力を最大限に発揮される環境を模索したと。
このサザン・ソウルを代表する二つのスタジオ、二つのバンドに支えられて。
思う存分に、その熱く、聴く者を昂揚させる破壊力抜群のシャウトを聴かせるピケットです。
何でもピケットはスタックスを気に入っていたものの。契約関係でトラブルが起きて。
やむを得ずマッスルショールズに向かったとも。なので、当初は不満たらたらだったとか。
ところが一旦、一緒に音を出して、歌ってみたらすっかり気に入ってしまったと。
まぁ、弘法筆を選ばずと言うか。要はピケットが気持ちよく歌えるサウンドがあればいいと。
尤も。そのサウンドを出す、創り上げるのは簡単ではなく。MGズとフェイム・ギャング。
特にそれぞれのドラマー、アル・ジャクソンとロジャー・ホーキンスの貢献は大きいかなと。
「In The Midnight Hour」「Ninety-Nine And A half (Won't Do)」「634-5789」とか。
「Land Of 1000 Dances」「Something You Got」「Barefootin'」「Mercy, Mercy」とか。
全12曲の内、1曲を除いてはアップ、もしくはミディアムなナンバーで。そのグイ乗り。
そのグッと重心の落ちた問答無用の迫力に、否が応でも熱くなり、昂揚させられます。
実は、スロー・バラッドでもその魅力を発揮するピケットではありますが。このアルバムに関しては。
このグイグイと迫り、上げていくピケットの歌声に燃えて、楽しみ、昂揚するに限るのです。

燃えなくて。
上がらなくて。
楽しまなくて。
そう。
昂揚しなくて。

何を。
好き好んで。
この。
無為な世界で。
生きているのだと。

億劫だと。
どうにもならないと。
由縁ないと。
屁理屈を捏ねている内に。
その運も尽きるぞと。

見過ごすなんて。
あり得ない。
そうさ。
もう。
それ程に長くないから。

だから。
今を。
その時を。
そう。
この夜を。

燃えるに、まかせて。
上がるに、まかせて。
楽しまないと。
そう。
昂揚する、そのままに。

うだうだと。
ぐだぐだと。
退屈に呑まれて。
退屈に甘えて。
過ごす暇はない。

ぶつぶつと。
ぐちぐちと。
退屈を嘆いて。
退屈を利用して。
馴らされる暇もない。

そこに。
ここに。
燃え上がる。
楽しめる。
何かがあるなら。

その時に。
この時に。
燃え上がる。
楽しめる。
何かを感じるなら。

面倒くさいと。
関係ないと。
言い訳して。
時を過ごすなど。
勿体ない。

億劫だと。
由縁ないと。
屁理屈を捏ねて。
見過ごすなんて。
あり得ない。

時は。
有限。
されど。
無限。
そう。そいつは昂揚、それ次第!



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