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2018/04/10 Tue *描き直して / Joe Jackson

20180410looksharp


曖昧に。
境界が。
滲んで。
ぼやけて。
流れ出しそう。

このままじゃ。
そのままじゃ。
いつか。
いまにも。
見失いそうで。

その前に。
くい止めて。
見つめ直して。
芯にあるもの。
そいつを。

もう一度。
思い出して。
取り戻して。
歩き始める。
その為に。

そう。
鋭く。
色濃く。
ハッキリと。
クッキリと。

心の筆を執り。
描き直して。
真っ直ぐに。
ラインを引いて。
その上に立ってみる。

『Look Sharp』'79年リリース。
ジョー・ジャクソンの1stアルバム。
先ずは。このジャケット。そのセンス、そのカッコ良さ。
それだけで。ただ者では無いとの確証を抱かせるのに十二分で。
思わずジャケ買いをして。その内容の素晴らしさに破顔一笑したと。
あまりの嬉しさに、ジャケットに写るシューズと似たのを探したりもしました。
さて。その内容ですが。そのセンス、そのカッコ良さ。ジャケットそのままの魅力。
まさにモノトーンで、シャープな。その切れ味の良さに、何とも惚れ惚れしてしまうと。
弾けるビートが何とも魅力的で痺れるのですが。それが只管に熱いだけでもなく。
そのサウンドの佇まいにはクールさを感じさせるものあって。それがまた何ともと。
そう。鋭く空気を切り裂きながら駆け抜けていきながらも。息は乱れていないぞと。
いや、その実。胸はバクバクしていても、意地でもそれは表に出さないみたいな。
そんな蒼臭さも感じさせる、意地っ張りのエエカッコしい。そんなところも魅力かと。
1stアルバムにして。自分のやりたいことはハッキリしていて。
意地でも、それは崩さない、見失いはしない。そんな確固たる強さを感じるのですよね。
そんな芯にあるものがしっかりしているので。多彩なリズムを乗りこなしていても。
その姿、その輪郭が曖昧になることがないと。そこが堪らないのです。
パンク・シーンから出てきた印象があって。怒れる若者みたいな売り出しをされましたが。
実はジョー、王立アカデミーでクラシックを学んでいた経歴の持ち主だったりもして。
何でもクラシックの世界へ進む筈が挫折して。それでロックをやり始めたのだとか。
そう考えると。後の転向とも言える程の大胆な音楽性の変化も納得がいくと言うか。
元々、ロックだけに収まる、収まりきれる人では無かったと。そう言うことになるのかな。それでも。
このアルバムの。モノトーンで、シャープな。切れ味の良いロックンロール。その魅力は色褪せないのです・・・

曖昧に。
輪郭が。
滲んで。
薄れて。
消えてしまいそう。

このままじゃ。
そのままじゃ。
いまに。
いつのまにか。
崩れ去りそうで。

その前に。
防ぎ支えて。
見つめ直して。
芯であるもの。
そいつを。

最初から。
締め直して。
ゆり戻して。
歩き始める。
その為に。

そう。
鋭く。
色濃く。
シンプルに。
ストレートに。

心の筆を走らせ。
描き直して。
真っ直ぐに。
ラインを引いて。
その上に佇んでみる。

境界が。
曖昧に。
なるのは。
なっているのは。
忘れかけているから。

輪郭が。
曖昧に。
なるのは。
なっているのは。
澱んでしまっているから。

滲んで。
ぼやけて。
流れ出す。
見失う。
その前に。

滲んで。
薄れて。
消えてしまう。
崩れ去る。
その前に。

芯にあるもの。
そいつを。
もう一度。
思い出して。
取り戻して。

芯であるもの。
そいつを。
最初から。
締め直して。
ゆり戻して。

鋭く。
色濃く。
ハッキリと。クッキリと。
シンプルに。ストレートに。

心の筆で。
真っ直ぐな。
ラインを。
描き直して。
その上を歩んでみよう。



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