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2018/04/12 Thu *それぞれに、それぞれの、それぞれが、それぞれを / Paul Butterfield

20180412northsouth


東には。
東で。
西には。
西で。
それぞれに。

南には。
南で。
北には。
北で。
それぞれに。

良さがあり。
魅力があり。
それぞれに。
独特で。
その土地なりで。

それを。
それぞれに。
自明のことと。
思うのは。
悪くはない。

それを。
それぞれが。
誇りだと。
思うのも。
悪くはない。

そして。
それぞれが。
互いに。
それぞれに。
興味を抱ければ、それは素敵だと。

『North South』'80年リリース。
ポール・バターフィールドのソロとしては2枚目のアルバム。
シカゴ生まれのポール。言うまでもなく白人きってのブルース・ハープ奏者で。
ポール・バターフィールド・ブルース・バンド、そしてベターデイズを率いて大活躍。
間違いなく、ホワイト・ブルースを牽引した第一人者の一人だったと。
そんなポールも。'70年代半ばには自らのバンドを失い、また体調不良もあって。
その活動は段々と限定的で、しかも途切れがちになっていったと。
このアルバムも前作からは4年程のブランクを置いてリリースされたものでした。
さて。ポールと言えば生粋のブルース好き、ブルース・マンとのイメージが強いのですが。
まぁ、実際に出自としてはそれで間違いないのですが。ソウルにも憧憬があった様で。
それはベターデイズ時代から徐々に表にも出始めていたのですが。このアルバムでは。
遂にそのソウルへの思いが全開となって。メンフィスへと単身乗り込んで。
あのハイの、メンフィス・ソウルの重鎮であったウィリー・ミッチェルにその身を委ねたと。
あのロイヤル・スタジオで、メンフィス・ホーンズをも迎えて、ウィリーのプロデュース。
そう、言わばシカゴ・ミーツ・メンフィスなアルバムがここに誕生したのです。
そのサウンドはソウル、そしてファンク。その上でポールのブルース・ハープとヴォーカル。
それが要所、要所でキラリと光る。特にそのソウルフルなヴォーカルは想像以上かなと。
あまりにも音楽としてのブルースからは離れている為に、評価は芳しく無かった様ですが。
シカゴを振り出しに、ウッドストック、そしてメンフィスへと。そんなポールの旅路。
その心情、それが辿り着き、生み出したこのアルバムも。またブルースなのではないかと。
白人としてシカゴに生まれ、ブルースに出会い、虜になって、ブルースを奏でて。
やがて、シカゴを離れ、南部への思いを強くし、ソウルに惹かれ、ソウルをも奏でたと。
白人と黒人、北部と南部、ブルースとソウル。常に境界を越え続けたポールの生き様に共感してしまうのです。

東には。
東の。
西には。
西の。
それぞれの。

南には。
南の。
北には。
北の。
それぞれの。

豊さがあり。
磁力があり。
それぞれに。
個性的で。
その風土なりで。

それを。
それぞれに。
灼然のことと。
感じるのは。
悪くはない。

それを。
それぞれが。
尊いと。
感じるのも。
悪くはない。

そして。
それぞれが。
互いを。
それぞれを。
尊重できれば、それは素晴らしいと。

東は。
東で。
西は。
西で。
いいのだと。

南は。
南で。
北は。
北で。
いいのだと。

その上で。
それぞれが。
それぞれの。
良さを。
魅力を。
分かち合えれば。

その上に。
それぞれに。
それぞれの。
豊さを。
磁力を。
共にできれば。

それぞれが。
それぞれの。
誇りは。
胸に。
そのままに。

それぞれに。
それぞれの。
尊さも。
胸に。
そのままで。

それぞれが。
互いに。
それぞれに。
興味を抱いて触れ合えば。
それは素敵だと。

それぞれが。
互いを。
それぞれを。
尊重できて振れ合えば。
それは素晴らしいと。

それそれ。
それぞれに。
それぞれの。
それぞれが。
それぞれを。



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