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2018/05/13 Sun *満ちてくるもの / Frankie Miller

20180513highlifeukorg


どんな。
ものかと。
少しばかり。
半信半疑で。
臨んでみれば。

最初の。
一歩。
始めの。
一撃。
その瞬間に。

感じるもの。
震えるもの。
そんなものが。
確かにあって。
あぁ、これだと。

この感じを。
この震えを。
待っていたのだと。
そいつに。
気づかされて。

後は。
満ちてくるもの。
そのものの。
そのままに。
任せて。

高く。
強く。
満ちてくるもの。
その反応のままに。
人間へと回復する。

『High Life』'74年リリース。
ブリティッシュ・ブルー・アイド・ソウル・シンガー。
白いオーティス・レディングとも称されたフランキー・ミラー。
そのミラーが、米国南部への憧憬、接近を顕わにした2ndアルバム。
この前後、英国のミュージシャンはこぞって米国南部へと向かって。
それがブリティッシュ・スワンプとして一つの潮流をも生むことになるのですが。
ミラーは、スワンプをも飛び越えて?一挙にニュー・オーリンズへと最接近。
このアルバムではプロデューサーに、かのアラン・トゥーサンを迎えて。
更には全11曲中8曲がトゥーサンの手によるナンバーと言う徹底振りに拘りが伺えます。
同年にロバート・パーマーもミーターズをバックに初めてのソロ・アルバムをリリース。
稀代のブリティッシュ・ブルー・アイド・ソウル・シンガーの2人の同期も興味深いかな。
さて、アルバム全編にニュー・オーリンズの匂いが濃厚に漂うこのアルバム。
ミラーの、深いソウルフルな歌声も味わいを増していて。目隠しをして聴かせたら。
多くの人が、黒人シンガーが歌っていると思うだろうとも評価されるのですが。
確かに、それだけのソウルフルな歌声、それこそがミラーの味わい、魅力ではあるのですが。
聴いていると。どこかに英国の香りもそこはかとなく漂っている様にも思われて。
その繊細な哀愁。切なさが宿っているところ。それもミラーならではの味わい、魅力だと。
それがあるからこそ。熱いホーン・セクションや女性コーラスとの対比も生きてくるのだと。
また、そこに。米国南部へ接近するにしても。それぞれのスタンスがあることを感じます。
それにしても。このミラーの歌声の張りと言うか、艶と言うか、漲る生命力と言うか。
本当に、充実していたのだろうなと。満ちてくるものを感じていたのだろうなと。
それだけに。このジャケットは・・・もう少し何とかならなかったかと。いい表情なのに。
まぁ、ミラー・ビールと掛けたのでしょうが・・・ミラーもどうもプロダクションに恵まれなかった人なのかも・・・

もう。
いいかなと。
少しばかり。
厭戦気分で。
挑んでみれば。

最初の。
一声
始めの。
一発。
その瞬間に。

響くもの。
溢れてくるもの。
そんなものが。
然りとあって。
あぁ、そうだと。

この響きを。
この溢れ出すのを。
待っていたのだと。
そいつが。
明らかになって。

直ぐに。
満ちてくるもの。
そのものの。
そのままを。
受け止めて。

深く。
熱く。
満ちてくるもの。
その醸成するままに。
生命力を回復する。

あぁ。
そうだ。
これだ。
こいつを。
待っていたのだと。

もう。
なにも。
曇らず。
なにも。
疑わずと。
憧れるあまりに。
近づいて。
禁を破って。
手を出して。
報いを恐れて。

故に。
半信半疑だと。
厭戦気分だと。
予防線を。
張ってはみたものの。

踏み出した。
撃った。
放った。
打ち込んだ。
その刹那。

この感じ。
この震え。
この響き。
この溢れ出すもの。
これしかないと。

高く。強く。
深く。熱く。
満ちてくるもの。
その反応のままに。
その醸成するままに。

充実して・・・回復へと。



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