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2018/05/15 Tue *空回り / Steve Winwood

20180515backinthehighlife


別に。
どこが。
どうしたとか。
そんな。
訳ではない。

まぁ。
いつも。
だいたい。
こんなもの。
そんなところ。

いや。
むしろ。
何か。
火照っている。
その気になっている。

だけど。
どうも。
そいつに。
身も心も。
ついていけてない。

そんな気が。
するのは。
それこそ。
唯の気のせい。
それならいいけれど。

空元気。
そんな言葉が。
頭に浮かび。
慌てて。
消してはみるけれど。

『Back In The High Life』'86年リリース。
スティーヴ・ウィンウッドの4枚目となるソロ・アルバム。
意外と寡作なウィンウッド。そしてこのアルバムで大ブレイクしたと。
まぁ、そうは言っても。スペンサー・ディヴィス・グループやブラインド・フェイス。
そしてトラフィックと。その名前と実力の程は十分に知れ渡っていたのですが。
兎に角。このアルバムは売れに売れて。全米では最終的にトリプル・プラチナに輝いたと。
シングル・カットされた「Higher Love」は見事に全米チャートの首位を獲得しています。
そう。この数年前のデヴィッド・ボウイと同様に。ウィンウッドも。
このアルバムで、所謂ロックファン以外にも広く認知されたと言うことになるのです。
ところが。それ程深くは印象に残ることの無かったアルバムだったりもするのですよね。
その歌声の素晴らしさと共に。マルチ・プレイヤーとしても知られるウィンウッドです。
従来のソロ・アルバムでも。殆ど総てを一人で手掛けて。成果を上げてきていたのですが。
前作に今一つ納得がいかなかったのか。そしてレコード会社の要請もあったのか。
このアルバムでは。これでもかと言うくらいに豪華なゲストが参加していて。
チャカ・カーン、ジェイムス・テイラー、ナイル・ロジャース、ジョー・ウオルッシュ・・・
まぁ、あの時代の流行りでもあり。実際にそれが大いに受けたのは確かなのでしょうが。
これまた、あの時代特有のシャリシャリした音像と相俟って。あまりに軽いのですよね。
ウィンウッドの歌声は相変わらず素晴らしいし、その手によるナンバーも魅力的ですが。
いかんせん。何と言うか。無理矢理に似合わない流行りの衣装を着せられている感があって。
どうにも、こうにも。何だか空回りの、空元気。そんなことを思わずにはいられなくて。
時代の流れに乗ってはみたものの。その空虚さに戸惑っているウィンウッドがいる様で。
如何に実力者であっても。時流だけに目を奪われて、己を見失ってはならないのだなと。歯痒いかな。

別に。
なにが。
どうしたとか。
そんな。
訳でもない。

まぁ。
いつもと。
それほど。
変わらない。
そんなところ。

いや。
むしろ。
何だか。
逸っている。
その気になっている。

だけど。
どうも。
そいつだけが。
先走り。
空回りしている。

そんな気に。
囚われるのは。
それこそ。
唯の気の迷い。
それならいいけれど。

空元気。
そんな言葉が。
胸を過り。
慌てて。
振り解いてはみるけれど。

時代。
潮流。
そいつに。
そいつを。
気に掛けることは。

それは。
そいつは。
大切なのだろう。
そうには。
違いないけれど。

徒に。
それを追って。
それに踊らされて。
その気になって。
焦るだけ。

身も心も。
ついていけず。
空吹かし。
空回り。
置いてきぼり。

変化。
変調。
そいつに。
そいつを。
敏感であること。

それは。
そいつは。
重要なのだろう。
そうであるとは。
思うけれど。

空元気。
そんな言葉に。
縛られぬ様にと。
似合わない。
衣装を脱ぎ捨ててみる。



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