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2018/05/21 Mon *新たな世界、内なる世界 / Curtis Mayfield

20180521curtismayfield


新たな世界。
それは。
恐らく。
内なる世界。
そこへと。

心を。
静め。
安らかに。
そして。
飛翔させようと。

剥き出しの。
情熱や。
愛情。
外に向かって。
そんな季節は。

もう。
過ぎ去り。
終わりの。
その時を。
迎えようとしている。

少し。
戸惑いながら。
その移ろいを。
受け止め。
吸収し。

新たな世界。
内なる世界。
そんな季節へと。
そんな時へと。
飛翔を試みる。

『Curtis Mayfield』'74年リリース。
日本独自編集によるカーティス・メイフィールドのベスト・アルバム。
当時の日本コロンビアが何組かの所属アーティストのベスト・アルバムを企画。
ユーライア・ヒープとか、シャ・ナ・ナ等と同時リリースのシリーズだった模様です。
カーティスは、ソロとなって以降この段階で6枚のアルバムをリリースしていて。
その6枚から万遍なく選ばれたナンバー、9曲によって構成されています。
2枚のライヴ・アルバムからも選ばれている辺りが意外な感じもしますが。
恐らくこれはインプレッションズ時代のナンバーも収録する為の苦肉の策だったかなと。
この頃の日本でのカーティスの知名度は、それ程でも無かったと思われますし。
まぁ、ではインプレッションズは知られていたのかと言うと。それもまた・・・ですが。
さて。インプレッションズを脱退して。ソロになって。自らのレーベルも興してと。
所謂、ニュー・ソウルの旗手の一人として時代の寵児ともなっていたカーティス。
当然、その流れ、過程においてカーティスの心情や思想の変化があって。
それはサウンドの変化へも繋がっていく、反映されていくことになったのですが。
インプレッションズ時代、公民権運動とも共鳴して熱く、激しく、外へと向かい。
剥き出しの思いをぶつけていた。それが時代、季節の移ろいと共に。
熱さはそのままに、否、更に熱く。ただ、単純に剥き出しのままで、外へ向かうのではなく。
内へと、己が内面へと向いて。その熱さを抑制されたサウンドと共に伝えようとしている。
高らかに叫び、歌い上げるのではなく。穏やかに呼びかけ、共感を呼び起こそうとしている。
その姿勢、佇まいが生み出した、低音の内省的な、クールなファンク。
そのカッコ良さは、まさに「Superfly」と声を掛けたくなるほどカッコいいのです。
そうだな。このクールさ、内へと向いているところ。それがニュー・ソウルの通奏低音かもしれませんね・・・

新たな世界。
それは。
間違いなく。
内なる世界。
そこへと。

思いを。
鎮め。
密やかに。
そして。
飛翔させようと。

剥き出しの。
激情や。
愛憎。
外に向かって。
そんな季節は。

もう。
消え去り。
終わりの。
その時が。
訪れようとしている。

少し。
身震いしながら。
その移ろいを。
飲み込み。
咀嚼し。

新たな世界。
内なる世界。
そんな季節へと。
そんな時へと。
飛翔を決める。

外から。
内へと。
動から。
静へと。
変わっていく。

激しさから。
穏やかさへと。
昂揚から。
鎮静へと。
移りゆく。

戸惑いながら。
身震いしながら。
受け止めるのだと。
飲み込むのだと。
それしかないのだと。

迷っても。
苛まれても。
吸収するのだと。
咀嚼するのだと。
それ以外はないのだと。

心を。
静め。
安らかに。
その時を。
迎えようと。

思いを。
鎮め。
密やかに。
その時を。
受け容れようと。

新たな世界。
それは。
内なる世界。
そんな季節へと、そんな時へと。
飛翔を誓う。



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