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2018/06/06 Wed *それでも、待っているのだ・・・ / Little Feat

20180606waitingforcolumbus


待ち侘びて。
いまか。
いまかと。
待ち続けて。
待ち惚け。

いつか。
きっとと。
心に決めた。
あの時から。
あの日から。

もう。
どれくらい。
時が流れたか。
日を重ねたか。
それでも未だ。

些かも。
変わらずに。
否、以前よりも。
強く。
激しく。

欲している。
求めている。
そう。
何の変化も。
訪れていない様で。

その。
うねりは。
流れるほどに。
重ねるほどに。
大きくなっている。

『Waiting For Columbus』'78年リリース。
リトル・フィート、渾身の2枚組ライヴ・アルバム。
リーダーであるローウェル・ジョージの不調、意欲減退。
それによってメンバー自身も解散を覚悟していたらしい状況の中で。
突如、そのローウェルの発案によって録音、制作されることになったのだとか。
半信半疑、これが最後かもとの覚悟。そんな思いが綯い交ぜになって、そして見事に爆発。
スタジオ録音を遥かに凌駕する豊潤なうねりを発揮するその雄姿が見事に捉えられたと。
リトル・フィートのアルバムとしても、数多あるロックのライヴ・アルバムとしても。
代表作であり、傑作であると。自信をもって言い切れるほどの傑物となっています。
勿論、『Dixie Chicken』を始めとするオリジナル・アルバムも素晴らしいのですが。
このアルバムで聴ける、ライヴでのリトル・フィートには更に凄味が増していると言うか。
重心の低い、ファンクを一体となって奏でる、その生み出されるうねりが半端じゃないと。
リッチー・ヘイワードの重く、そしてキレのあるドラムスが何とも極上で。
そこにローウェルのスライドや、ビル・ペインのキーボードが絡む様は何ともスリリングで。
それらが一体となって、うねりを上げて迫ってくる様は何とも豪快にしてご機嫌で。
これを聴いて、腰にこなかったら、腰が動かなかったら、それは嘘だろうと思わされます。
アルバム・タイトルはコロンブスの北米大陸発見にひっかけたものだったとかで。
早く、リトル・フィートも見つかりますようにとの皮肉が込められていたとも言われて。
そう。これだけのバンドでありながら商業的成功とは無縁で。その凄さは知れ渡っていて。
ミュージシャンズ・ミュージシャンの頂点にはいたものの。世間の認知度はいま一つで。
このアルバムによって。漸くその濃厚な味わいが認められ、知られるところになったと。
尤も。直後にローウェルの離脱、そして復帰を宣言するものの急逝と。何とも無念かなと。
それでも。実は多くの人達が待ち侘びていたであろう、このアルバムが遺されたのは豊な実りであったかなと・・・

待ち侘びて。
いつか。
いつかはと。
待ち続けて。
待ち惚け。

いつか。
必ずと。
心を決めた。
あの時から。
あの夜から。

もう。
どれほどの。
時が流れたか。
夜を過ごしたか。
それでも未だ。

微塵も。
揺るがずに。
否、以前よりも。
熱く。
激しく。

欲している。
求めている。
そう。
同じ様でいて。
淡々と流れている様で。

その。
うねりは。
流れるほどに。
過ごすほどに。
止まらなくなっている。

いまか。
いまかと。
いつか。
いつかはと。
待ち続けて。

いつか。
きっとと。
必ずと。
心に決めた。
心を決めた。

あの時から。
あの日から。
あの夜から。
どれほど。
経とうとも。

些かも。
変わらずに。
否、より強く。
欲している。
求めている。

微塵も。
揺るがずに。
否、より激しく。
欲している。
求めている。

その。
うねりは。
流れるほどに。
重ねるほどに。
過ごすほどに。

大きくなっている。
止まらなくなっている。
この身の疼き。
この心の乾き。
癒し、満たしてくれるもの。

待ち侘びて。
待ち続けて。
待ち惚け。
それでも。
待っているのだ・・・



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