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2018/08/07 Tue *強襲 / Blue Öyster Cult

20180807someenchantedevening


強襲。
有無を言わさず。
強引に。
襲い来る。
その力。

畏怖し。
逃れようと。
しかし。
そう。
心の何処かで。

何故か。
どうにも。
憧憬。
惹かれて止まない。
思い。

理屈など。
通じもしない。
その。
不条理な。
恐ろしさ。

目の当たりに。
立ち竦み。
微動も出来ず。
なすがまま。
されるがまま。

その力を。
この手に。
我がものに。
出来ればと。
願いもする。

『Some Enchanted Evening』'78年リリース。
ブルー・オイスター・カルトの7枚目にして2枚目のライヴ・アルバム。
収録時間の短さや選曲など。若干の物足りなさを感じさせはするものの。
その人気が全盛を極めていたこともあって。商業的には一番成功したアルバムで。
その脂の乗った、圧倒的なパフォーマンスはなかなかに素晴らしいかなと。
4枚目にして初のライヴ・アルバムである『On Your Feet or on Your Knees』が。
2枚組の大作で。初期の代表的なナンバーを収めていて。重複を避けたこと。
それが。物足りなさを生んでいる要因かな。一方で、その思い切りの良さが。
この時期ならではのブルー・オイスター・カルトの魅力を凝縮して伝えることに成功した。
そう言える程に。アルバム1枚、40分弱のライヴの濃密な様は何とも堪らないかなと。
ドナルド・ローザーが、自分達は常にニュー・ヨークでトップを張ってきたのだと。
そう豪語していた。そのアメリカン・ハード・ロックの主流としてのプライドが炸裂して。
特にドナルド、エリック・ブルーム、アラン・レーニヤの3人が奏でる。
トリプル・リード・ギターのメタリックな旋律の響きは。何とも痛快と言わざるを得ません。
ある意味。暴力的とも感じられるそのサウンドに飲み込まれるのが心地良いのです。
ジャケットも含めて。自分達に求められているものを正しく理解しているところ。
そこも含めてのプロ意識の高さも。その姿勢。その有無を言わせない様に惹かれます。
MC5の「Kick Out The Jams」、アニマルズ等の「We Gotta Get Out Of This Place」と。
そんなカヴァーもルーツが見え隠れしつつ。完全にブルー・オイスター・カルトの世界です。
一方で、かの「Godzilla」に顕著となる存外にキャッチーな側面や。
その「Godzilla」でのエリックの妙に達者な日本語による台詞など。ユーモアな面もあって。
圧倒的なサウンドで強襲しつつ。どこか突き抜けている感があるのも魅力なのです。

強襲。
問答無用で。
強引に。
襲い来る。
その姿。

畏懼し。
避けようと。
しかし。
そう。
心の内の何かが。

何故か。
どうにも。
景仰。
受け容れてしまう。
思い。

理由など。
必要としない。
その。
理不尽な。
恐ろしさ。

目の当たりに。
崩れ落ち。
抗いも出来ず。
なすがまま。
されるがまま。

その力が。
この身に。
我がものに。
なればと。
望みもする。

そう。
誰にも。
何者にも。
有無を言わさずに。
そのままに。

そう。
誰にも。
何者にも。
問答無用で。
そのままに。

意のままに。
望むままに。
理屈など。
捻じ曲げて。
進められたらと。

志のままに。
信じるままに。
理由など。
必要なしに。
通せたらと。

不条理も。
己が。
側に。
ありさえすれば。
それでいいと。

理不尽も。
己が。
傍らに。
立ちさえすれば。
それがいいと。

強襲。
強引に。
襲い来る。
その力。
我がものに。
したくなりもするのだ・・・



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