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2018/09/06 Thu *昇らせるのは / Third World

20180906thirdworld


沈んでも。
それで終わりではない。
再び。
そして、何度でも。
昇るだろう。

ただ。
そう、恐らくは。
再び。
昇らせるのは。
それが出来るのは。

他の誰でもない。
自分達。
それ以外には。
ありはしない。
そんなところ。

勿論。
一人じゃない。
共にある。
共にあろうとする。
そんな人達。

その。
思いが。
寄り添って。
集まって。
漲り始める。

そんな。
熱い力みたいなもの。
それが。
それだけが。
再び、昇らせるのだろう。

『Third World』'76年リリース。
サード・ワールドのメジャーからのアルバム。
このアルバム以前にジャマイカでは数枚のシングルをリリースしていて。
その後、ボブ・マーリー&ウェイラーズのワールド・ツアーに際して。
その中の英国ツアーでオープニング・アクトを務めることとなって。
その際にアイランド・レコードに見初められてこのアルバムの制作に至ったのだとか。
さて。以前に他のアルバムを載せた際にも書きましたが。いつの頃からか。
その姿勢も、サウンドも随分と柔軟・・・軟弱になってしまって。
結果として商業的な成功を得たのとは裏腹に評価を下げてしまったサード・ワールド。
自分も、サード・ワールドに興味を失ってしまってから随分と長い時間が経つのですが。
少なくとも。このアルバムを含む初期のサード・ワールドの骨太な姿勢、そしてサウンド。
そこには灼熱の太陽、そして陽気な海風の如き魅力があったなと思っています。
既にこの頃からポップに過ぎる。ソウルに接近し過ぎとの批評もある様ですが。
それを言ったら。ボブだって。十分にポップだし。ロックに接近していたかなと。
要は貫く姿勢とか、守る矜持はそのままに。それを伝える、広めていく過程においては。
ポップであることが、ソウルやロックに接近することが有効であればやっていいのだと。
それをやることで。より広い世界に、より多くの人にレゲエが伝わればいいかなと。
その点において。ボブのツアーに同行した。そこにサード・ワールドの道があったのだとね。
色分けすることに意味はありませんが。バーニー・ウェイラーやピーター・トッシュでなく。
ボブの側こそがサード・ワールドの立ち位置であり。そこで輝いていたのですよね。
メジャーになる前のヒット曲らしい、「Sun Won't Shine」をこのアルバムでもやっていて。
この曲におけるコーラスとか、リズムとか。その辺りの構成はファンクにも通じていて。
自らを、その信じるところを、その輝きを。それを昇らせようと言う強い意志を感じるのです。歌詞とは裏腹に・・・

陰っても。
それで終わりではない。
再び。
そして、何度でも。
輝くだろう。

ただ。
そう、恐らくは。
再び。
輝かせるのは。
それが出来るのは。

他の誰でもない。
自分達。
それ以外には。
ある筈もない。
そんなところ。

勿論。
独りじゃない。
響き合う。
響き合おうとする。
そんな人達。

その。
思いが。
積み重なって。
集って。
放ち始める。

そんな。
強い力みたいなもの。
それが。
それだけが。
再び、輝かせるのだろう。

難しいことは。
考えなくていい。
そんなに。
特別なこと。
そんなものでもない。

難しいことを。
やろうとしなくていい。
そんなに。
複雑なこと。
そんなものでもない。

ただ。
また。
未だ。
輝かせたいと。
そう願うだけ。

ただ。
また。
未だ。
昇らせたいと。
そう祈るだけ。

そんな。
願いを。
伝えて。
皆を。
寄り添わせるだけ。

そんな。
祈りを。
広めて。
皆を。
集わせるだけ。

その。
簡単で。単純な。
願いを。祈りを。
諦めないと。
誓うだけ。

再び。
輝かせるのは。
昇らせるのは。
そんな陽気でしぶとい。
自分達だけなのさ。



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