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2018/09/19 Wed *溝鼠みたいに / The Stranglers

20180919rattusnorvegicus


溝鼠みたいに。
薄汚く。
忌み嫌われようとも。
どこまでも。
しぶとく。

そんな。
生命力。
そいつが。
欲しい。
そうなりたい。

他人に。
どう見えるとか。
どう思われるとか。
そんなことは。
どうでもいいから。

自分で。
選んで。
選んだからには。
貫き通す。
そうありたい。

ぶつかろうが。
転ぼうが。
蹴とばされ様が。
何度でも。
何処までも。

しつこく。
しぶとく。
這いずり回ってでも。
やり続ける。
生き続ける。それが大事。

『Rattus Norvegicus』'77年リリース。
ストラングラーズの記念すべき1stアルバム。
今でも現役で。二十枚以上のアルバムをリリースしていますが。
印象が強いのはこのアルバムから初めてのライヴ・アルバムまでの数枚かな。
何とも不安を煽る様な、癪に障る様なサウンドで這い回り、侵入してくる。
一度、針を落とすと。有無を言わせずにその世界へと引き摺り込まれる。
その暴力的なまでの説得力。それがストラングラーズの最大の魅力かなと。
一般にはパンクの範疇で語られはしますが。それはメジャー・デビューが。
そう、このアルバムのリリースが偶々、パンクの勃興期に重なっただけのことで。
その実は、ドアーズの系譜に繋がる様なバンドだったかなと思いもします。
ジャケットに記載されたⅣの文字は。既にそれだけのキャリアがあったとの矜持で。
その誇りの高さと、戦闘的な姿勢故に。クラッシュやピストルズと乱闘騒ぎを繰り広げてと。
まぁ、何とも硬派で武闘派なイメージがあって。それが歌詞やサウンドにも表れていると。
要は融通の利かない一徹さが。重いサウンドと鋭いビートと共に礫となって突き刺さる。
そして。扇動され己の中に眠るどす黒く凶暴なものに気づかされ、目覚めてしまう。
この危うさ、そして感染力の強さ。特に保守的な世界、人々にとっては厄介だったろうなと。
故に当時の閉塞した英国の、特に若者達には熱狂的に受け容れられ商業的にも成功して。
このアルバムも全英チャートのTOP5に入ったのかな。決して聴き易くはなく。
それでも。そこまで浸透、浸食した。そこがストラングラーズの凄味なのですよね。
いや。しかし。本当に危険なのですよね。当時、相当にのめり込んで。
毎日針を落として。その扇動に乗って。その毒に冒されて。かなり危ない状態だったかなと。
否、今でも基本は変わらないのですが。このアルバムとかは自家中毒を呼び起こしそうで。
それで。やがて少し距離を置く様になったのですが。溝鼠の逞しさには未だに憧れて止まないかな・・・

溝鼠みたいに。
溝臭く。
唾棄されようとも。
どこまでも。
図太く。

そんな。
精神力。
そいつが。
欲しい。
そうありたい。

他人に。
どう映るかとか。
どう考えられるとか。
そんなことは。
どうでもいいから。

自分で。
受け容れて。
受け容れたからには。
許し抜く。
そうなりたい。

殴られ様が。
足を掛けられ様が。
爪弾きにされ様が。
何度でも。
何処までも。

何度でも。
懲りることなく。
這いずり回ってでも。
やり続ける。
生き続ける。それが大切。

あの日。
あの時。
始めたのだ。
乗ったのだ。
下りるわけにはいかないのだ。

あの夜。
あの時。
灯ったのだ。
燃え上がったのだ。
消すわけにはいかないのだ。

あの日から。
あの夜から。
侵されて。
保菌者となったのだ。
解くわけにはいかないのだ。

他人ではない。
自分が。
選んだのだ。
貫き通す。
忌み嫌われても。

他人ではない。
自分が。
受け容れたのだ。
許し抜く。
唾棄されても。

そんな。
しぶとく。
図太い。
生命力を。
精神力を。

そいつを。
纏って。
そいつを。
宿って。
溝鼠みたいに。蔓延ってやりたい・・・



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