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2018/09/28 Fri *表が裏か、裏が表か / 山口百恵

20180928mobiussgame


表が裏か。
裏が表か。
どっちが。
どっちでも。
見分け難い。

どうやら。
そんなことも。
あるらしい。
だから。
ややこしい。

表だと。
思って。
付き合っていたら。
そいつが。
裏で。

何のことはない。
偶々。
裏が表に。
回っていた。
その時に出会っていた。

そのまま。
ひっくり返ったまま。
ねじれたまま。
気づかぬままに。
ここまで来たら。

表が表に。
裏が裏に。
その位置に戻ったと。
そう言うことらしい。
分かった様な、分からない様な。

『メビウス・ゲーム』'80年リリース。
山口百恵の(おそらくは)20枚目のオリジナル・アルバム。
そして、最後から3枚目にあたるオリジナル・アルバムでもあります。
実質の活動期間が7年強だったことを考えるとかなりの量産ペースだったのだなと。
何でも他にもライヴ・アルバムとかベスト・アルバムとかを合わせると。
現役時代にリリースされたアルバムは50枚近くに上るのだとか・・・
さて。このアルバム。その引退が公のものとなってから初めて制作されたアルバムと思われ。
それもあってか。かなり自由と言うか。弾けていると言うか、遊んでいると言うか。
意匠としては流行っていたテクノを纏いながら。その中で伸び伸びと歌っているなと。
そして。阿木燿子を始めとする作家陣、スタッフも吹っ切れたかの様に。
山口百恵と言う、この上ない極上の素材を思うままに扱って楽しんでいるなと。
まぁ、そうだよなと。引退に向けて盛り上がっている最中で。誰も何も言わないよなと。
シングルとは異なる、よりドライヴする「ロックンロール・ウィドウ」で始まって。
様々な詩の世界、サウンド。正直、そこには統一感など無いに等しいのですが。
唯一、山口百恵が歌っている。その事実によりメビウスの輪として繋がり、連なっていると。
山口百恵と言うのは。その歌の上手さは疑いようが無いのだけれど。興味深いのは。
凄い個性の持ち主の様でいて。その実は。まるっきり、白紙の様にも思えるところで。
ある意味。作家が持ち込んだものを完璧に歌いこなし、演じられるのは。白紙故かとも。
それでいて。やはり山口百恵の匂い、それはとてつもなく濃厚で。どちらが表だったのか。
捉えどころが無いかと思って油断して近づくと。すっかり虜にされているみたいな。
そのやりとり、駆け引きが山口百恵と仕事をする楽しさだったのか。そして永遠に続く筈が。
そのメビウスの輪が引き裂かれることになり。それを惜しみながら真剣勝負を楽しんでいた・・・のかもです。

裏が表か。
表が裏か。
どっちが。
どっちなのか。
判然としない。

どうやら。
そんなものも。
あるらしい。
だから。
面倒くさい。

裏だと。
思って。
距離を測っていたら。
そいつが。
表で。

何のことはない。
偶々。
表が裏に。
回っていた。
その時に出くわしていた。

そのまま。
ひっくり返ったまま。
捻ったまま。
疑わぬままに。
ここまで来たら。

裏が裏に。
表が表に。
その位置に返ったと。
そう言うことらしい。
分からない様な、分かった様な。

何が表で。
何が裏で。
どうにも。
そいつが。
難しい。

何が裏で。
何が表で。
どうにも。
そいつが。
判じられない。

その日。
その時。
偶々。
見えたものが。
表の様な。

あの日。
あの時。
偶々。
見逃したものが。
裏の様な。

時々で。
ねじれて。
捻って。
そのまま。
繋がり、連なり。

時々で。
表が裏に。
裏が表に。
見え隠れ。
入れ替わり。

分かった様な。
分からない様な。
だから。
そいつが。
面白いと言えば面白いけれど。

表が裏か、裏が表か・・・



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